長野県立飯山高等学校(長野)
全員の活躍でつかんだ北信越大会出場
■県内唯一のスポーツ科学科のある学校!
長野県にある飯山高校は飯山南・飯山北・飯山照丘が統合してできた学校。創立はまだ新しく、平成28年4月に10回目の入学式を迎えた。県内では唯一のスポーツ科学科を擁する。野球部は昨秋長野県大会に出場し、3位決定戦まで進出。敗れたものの、秋季北信越大会へ出場するなど、強豪相手にも力を発揮している。
■62名で活動中
1年生25名、2年生18名、1年生19名の計62名で活動中の飯山高校。このチームは安定した守備と豪快なバッティングで勝ち進んで行く。
試合時の円陣(飯山)
■北信越大会出場を果たした秋
新チームが始まり、池田 海聖主将は目標を「秋は北信越大会で一勝、そして選抜出場」にした。秋の長野県大会北信予選会では準決勝まで進み、長野県大会でも東海大諏訪に6対5で勝利。これで北信越大会出場を決めた。「東海大諏訪に勝ち、北信越が決まったときはめちゃくちゃうれしかったです!!」と池田主将は語る。
■活躍したのは全員!
池田主将は活躍した選手にチーム全員と答えた。「全員が自覚をもって活躍してきました。1人一人が自分の役割を確実に行ったと思います」と話すように、全員でつかんだ北信越大会だったことがわかる。
この夏のキーマンには飛澤 悠陽の名を上げる。そして池田主将は岸田 森生の声に期待している。「試合での盛り上げに期待しています」。
■甲子園出場に向けて
夏に向けて飯山高校野球部は甲子園出場をテーマに練習する。秋のリベンジを果たすべく冬のトレーニングに励んできた。「最高の夏にしたいです!」と池田主将。
強豪を倒し、北信越大会出場をつかんだ飯山野球部。目標の甲子園出場も視野に入れ、全力を出し切る。
左から岸田 森生と町田 大翔(飯山)
夢を叶える最高の夏へ!
ここからは岸田 森生外野手(3年)と町田 大翔副主将(3年)にお話を伺いました。
Q.夏に向けて見つかった課題を教えてください
岸田:ピッチャーが抑えてくれるので、野手が打ちまくりたいです!
町田:秋はピッチャーに助けられたので、夏はバッター陣が助けられるようにしたいです。
Q.ここまで振り返って高校野球で一番思い出に残っていることは何ですか?
岸田:入部してから今日までが最高の思い出です!
町田:秋の北信越大会が一番の思い出です。それを超えられる夏にしたいです。
Q. 夏にここを見てほしいというところは何ですか?
岸田:グラウンドでの全力疾走、ヒットを打ちまくるので期待してください!
町田:グラウンドで一番声を出してチームを引っ張っていきます。つなぎ役のバッターとしてチームが勝てるように頑張ります!
Q.このチームの好きなところと、他のチームに負けていないところは?
岸田:チームのまとまりとベンチの盛り上がりです。
町田:点を取ったときのベンチの盛り上がりは負けません!
Q. この夏はこんな夏にする!という意気込みをお願いします!
岸田:夢を叶える最高の夏にします!
町田:強豪校を倒して長野県で一番になり、甲子園に行きます!
岸田選手・町田副主将、ありがとうございました!
[page_break:飯山旋風を巻き起こそう!]トレーニングの様子(飯山)
飯山旋風を巻き起こそう!
ここからは木村 徹監督にお話を伺いました。
Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。
公立高校では、珍しく公式戦で通用しそうな投手が複数いたので、秋のチームでは守備を重視しながら選手自身が練習内容を考えたり、ミーティングをしたり自立したチームを作り上げてきたつもりです。冬季シーズンも自分たちでよく練習をしていました。夏に向け、挑戦者となり打撃を中心とした攻撃面をアップし、夏の大会ではその成果を見せてくれると思っています。
このチームの強みは、やはり投手陣を中心とした守備力だと思っています。
Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!
学校の統廃合やグランド施設の移動等で本当に苦労を重ねてきた3年生たちです。他校では経験することのない苦労をよく乗り越えてきてくれたと思います。必ずその苦労が花咲く時が来るはずです。応援してくださるすべての方々に感謝して夏の大会は飯山旋風を巻き起こそう!
木村監督、そして飯山野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!