お笑い芸人・吉村卓也が思う高校球児スター選手5人を徹底分析!【Vol.2】
こんにちは!!お笑い芸人、伊村製作所の吉村卓也です。
まずは僕が凄くテンションが上がった情報を一つ!今年で第99回となる全国高等学校野球選手権大会。いわゆる夏の甲子園。そして甲子園といえば、お馴染みこの番組!「熱闘甲子園」!!涙なしには見られない番組ですよね。僕は毎日泣かされてます(笑)
球児達の熱戦はもちろん。演出も最高!!スローモーションや、一瞬の静寂を作る演出なんかはもう憎すぎますよ(笑)でもなんといっても甲子園の楽しみは…高校野球応援ソングですよね!!
なんとその応援ソング、熱闘甲子園テーマソングが、同じ事務所アミューズのアーティストである、高橋優さんの「虹」に決定しました!!嬉しい〜〜!!
もう聞いた方もいらっしゃると思います。僕も聞きました。そして…もう泣きました(笑)
力強く繊細な高橋優さんの歌声と甲子園、相性ピッタリすぎます。甲子園、ますます楽しみになりますよね!!
さあ!ということで今月もいきましょう!!連載コラム「スターを見つけ出せ!!」
先月に引き続き、高校野球界のスター選手を紹介していきます!!ぜひ最後までお付き合いお願いします!
早速行きましょう!
■川端健斗(秀岳館)
投手 左投げ左打ち 175センチ 70キロ
川端 健斗(秀岳館)
MAX148キロのキレの良い直球に、スライダー、カーブ、チェンジアップと多彩な変化球を持ってます。今年のドラフトで間違いなく上位指名される投手ですね。
そんな川端くんの魅力は
・空振りの取れる豪快な直球
・緩急のあるピッチング
・ピッチングフォームがかっこいい!
彼の武器はストレート!腕の振りがとにかく良い!肘をしなやかに使って、キレのある豪快な直球を投げられるピッチャーです!そして、その直球をさらに活かすのは変化球ですね。カーブの球速は110キロ台。その後にMAX148キロの直球を投げ込まれたらそりゃ打てないですよ。わかっていても目が追いつかないです。
そんな川端くんのこれからの課題はコントロールにあると思います。若干球が高めに浮きがちで制球がバラつくんですよね。体感を鍛えて、この投手に安定感が出てきたらさらに目を惹く投手になると思います!!
続いてはこの選手!
鈴木 萌斗(作新学院)
遠投100メートルの強肩に、50メートル5秒9の俊足。打ってよし、守ってよし、走ってよしの三拍子揃った選手です。
そんな鈴木くんの魅力は
・1番バッターとしての恐さ
・ズバ抜けた判断力
まずなんと言っても彼が1番バッターというところでしょう。ホームランこそ少ないものの、鋭い当たりで長打も狙えるバッティングにセーフティバントで出塁も狙える脚力。相手のバッテリーからすると、最も嫌なタイプの1番バッターですね。塁に出したらさらに厄介ですよ!
鈴木くんが出塁した時の、「走ってやるぞ!」という感じ!!相手からしたら相当なプレッシャーですよ。走塁だけでなく、守備でも判断力が素晴らしい。脚力と判断力で、守備範囲が相当広いですからね。守りでも、ゲームの流れを変えるファインプレーが期待出来る選手です。
そんな鈴木くんの課題は…、あまり無いです(笑)強いて言うなら、体がもっと出来上がればという感じですね。
村上 宗隆(九州学院)
続いていきましょう!
■村上宗隆(九州学院)
捕手 右投げ左打ち 187センチ 93キロ
恵まれた体格をもった豪打の大型捕手!
そんな村上くんの魅力は
・抜群の破壊力
バッティングの破壊力がすごいんです!!打った瞬間に打球を見失ってしまうほどの破壊力は、清宮くん、安田くんに引けを取らないと思います!
高校生のうちから、これだけのスイングの強さや飛ばす力を持った選手が出てくること自体なかなかない事だと思うんですよ。それが今年は、清宮くん安田くん、そして村上くんと3人も同時に出てくるなんて。本当に凄い事です!3人の左打者に目が離せませんね。
どんどんいきます!
■植田拓(盛岡大付)
外野手 右投げ右打ち 165センチ 73キロ
植田 拓(盛岡大付)
165センチと小柄な選手!でも…凄いんです!!
そんな植田くんの魅力は
・小柄でも威力抜群の大砲
・強い信念
小柄ながら彼の1番の魅力は長打力!高校通算30本以上打つ植田くんは、なんと背筋240キロ。とんでもないパワーを持っています。そして50メートル5秒9の俊足に遠投120メートルの強肩。身体能力が半端じゃない。
そんな植田くんは「卒業後はプロ一本しか考えてない。行きたいじゃなくて絶対に行く」と言っています。強い信念を持ってるのが素晴らしい。そして僕も身長が低く野球をしてたので、小柄な彼は個人的に凄く応援したくなります(笑)
そして今回のコラムの最後!
■11995(福岡大大濠)
捕手 右投げ右打ち 174センチ 76キロ
古賀 悠斗(福岡大大濠)
開花したキャッチャー古賀くん!
そんな古賀くんの魅力は
・高校通算50本塁打のパンチ力
・確かな送球
・オールマイティ
まずはパンチ力!通算50本という数字だけで、バッターとしての実力は一目瞭然ですね。プロ野球を含め、今の球界で「打てるキャッチャー」という存在がどれ程重要なことか。そもそもキャッチャーでこれだけ打てるって本当に凄い事なんですよ!!
ピッチャーの球を一試合まるまる受けているわけですから、もちろんミットをはめている手には相当な負担が掛かります。手が痺れた状態、握力が落ちた状態で打席に入るわけですよ。それでこの成績なわけですからね。本当に素晴らしい数字なんです。
しかし凄いのは打撃だけじゃない!二塁への送球が、アベレージ1.9秒ほどでなにより安定感があります。1つ1つが非常に正確です。そんな古賀くん、捕手になったのは高校2年の秋からなんです!
まだ1年も経ってない…、これからさらに捕手としての知識や技術をつけていったら、球界を代表するキャッチャーになるのも夢ではないですね!今まで、三塁手、遊撃手、ピッチャー、キャッチャーと場を選ばずオールマイティに活躍してきた古賀くんの対応力は野球センスの塊といえるでしょう。
というわけで今回は5名のスター選手を紹介しました!そんな彼らの夢の舞台「夏の甲子園」!!8月7日と、すぐそこまで迫ってきてますね。
甲子園ではまた新しいスター選手も現れる事でしょう。僕はこれからもスター選手を追いかけていきます!!
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!