【愛媛】安樂智大(済美3年)195日ぶり実戦登板!
【実戦復帰を果たした安樂投手】
安樂智大(済美3年)195日ぶり実戦登板!
豪腕・195日ぶりにマウンドに立つ~。
昨年9月22日・[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]で行なわれた愛媛県大会1回戦・西条戦(2013年9月22日)で右腕尺骨神経マヒを訴え2回3分の2・打者13人・43球で降板した済美の最速157キロ右腕・安樂 智大(3年)が4月5日・愛媛県松山市内の[stadium]済美球技場[/stadium]での開星(島根)との練習試合でついに実戦マウンドに立った。
2対2の9回裏、二死一・二塁のピンチでマウンドに上がった安樂は、打者2人に対し10球・オールストレートで勝負。結果は先頭打者に四球を与え、次打者に左中間サヨナラ安打を浴びることになったが、上甲正典監督も「ボールは走っていなかったが、投げられたことがよかった」と語ったように、まずは再起へのスタートラインに立てたことがこの日最大の収穫であった。
ちなみに、残り1アウトの状況から徐々に投球イニングを増やしていく道程は、済美入学時から1年夏までの調整過程と全く同じである。
かくして今後、原点回帰から最後の夏の甲子園出場と自らの飛躍を期す豪腕は今後、自校での練習と練習試合での調整が主となる予定。
加えて、4月26日・愛媛県立川之石高等学校創立100周年記念招待試合([stadium]大洲・八幡浜地区運動公園野球場[/stadium])。5月10日(土)・11日(日)の第51回MRT高校野球招待試合(宮崎県・[stadium]サンマリンスタジアム[/stadium])。同月17日(土)・18日(日)のRKK招待野球(熊本県)。そして6月8日(日)の高知県高等学校野球連盟特別招待試合([stadium]高知県立春野運動公園野球場[/stadium])といった各種招待試合を通じ全国で戦う感覚も取り戻し、7月13日(日)に開幕、ノーシードからとなる「第96回全国高等学校野球選手権愛媛大会」へ挑む構えだ。
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