北海高等学校 【北海道代表】
チーム紹介
- 全道大会では4試合中3試合で二桁安打。好調な打線が1年生エース援護した。
- とはいえ、長打力を武器にする選手はおらず、短打を中心に手堅く攻めた印象が強い。
- 準決勝では4番の川崎に対して初回からスクイズを仕掛けた。勝負強さを見せたのは川崎の後ろを打つ多間。全4試合でヒットは1本ずつだったが、5打点を挙げた。
- 課題は準決勝で15、決勝で12の残塁。
- 守備は3試合連続で失策を記録したが、決勝では初めて無失策。序盤の凌ぎ合いでも崩れない逞しさが見られるようになった。
- 野手陣は全て2年生で、1年生エースにさかんに声をかけるシーンが数多く見られた。
- チームをまとめる主将の西尾は背番号『18』で試合に出ることはない。攻撃中は三塁コーチとして大きな声を張り上げている。
- 全道の準々決勝では、ピンチの場面で、内野ではなく、外野手3人に対して伝令に走るシーンが見られた。
投手紹介
- 北海道大会で投げた投手は5人。
- エースは1年生の玉熊。やや変則的な投手フォームが特徴で、キレの良い直球にカーブ、スライダーのコンビネーションが武器。打たせて取る投球スタイル。
- 全道大会では準々決勝で右人指し指を痛め、準決勝では登板できなかったが、決勝で復活。北照打線を2失点に抑え完投した。
- 課題は「球速とコントロール」と話す。捕手の玉木は「自分で修正できるタイプの投手」と見ている。
- その準決勝で先発した工藤は右のオーバーハンド。5回を2失点と好投した。2番手の笠松は左腕、3番手の太田は右の本格派タイプ。
- 最後にマウンドに上がった多間は元々投手として入学したが、内野に転向。リリーフが安定せず、緊急登板だったが、気持ちの強さを見せた。
公式戦8勝0敗
勝ち上がり | 相手 | |||
---|---|---|---|---|
札幌支部 | 1回戦 | ○ | 8 – 1 | 札幌静修 |
2回戦 | ○ | 5 – 1 | 札幌創成 | |
準決勝 | ○ | 7 – 6 | 東海大四 | |
代表決定戦 | ○ | 7 – 0 | 札幌厚別 | |
北海道大会 | 2回戦 | ○ | 13 – 1 | 釧路工 |
準々決勝 | ○ | 2 – 1 | 北海道栄 | |
準決勝 | ○ | 10 – 9 | 札幌一 | |
決勝 | ○ | 6 – 2 | 北照 |
北海道大会での登録選手
背番号 | 名前 | 学年 | 身長 | 体重 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 玉熊 将一 | 1 | 178 | 66 | |
2 | 玉木 昂太 | 2 | 178 | 76 | |
3 | 銭谷 恒毅 | 2 | 174 | 68 | |
4 | 川崎 和哉 | 2 | 170 | 58 | |
5 | 多間 泰介 | 2 | 171 | 67 | |
6 | 森 貴弘 | 2 | 179 | 62 | |
7 | 石川 圭太 | 2 | 172 | 67 | |
8 | 磯田 功洋 | 2 | 161 | 61 | |
9 | 川越 誠司 | 2 | 172 | 71 | |
10 | 太田 裕也 | 2 | 177 | 72 | |
11 | 笠松 一真 | 2 | 176 | 69 | |
12 | 工藤 洸 | 2 | 173 | 69 | |
13 | 中川 右弥 | 2 | 172 | 63 | |
14 | 森崎 友太 | 2 | 163 | 59 | |
15 | 松本 桃太郎 | 2 | 174 | 65 | |
16 | 山田 泰基 | 2 | 171 | 67 | |
17 | 氏家 峻 | 2 | 181 | 68 | |
18 | ◎ | 西尾 匡人 | 2 | 173 | 65 |
記録員 | 藤田 大和 |
監督 | 平川 敦 |
部長 | 坪岡 明 |