帝京が小島、尾瀬の本塁打などで圧勝!大敗の中でも光る昭和一・塚田の意地の投球

 昨夏の独自大会、昭和一はコロナ禍で棄権を余儀なくされた。この夏は、昨年の3年生の思いも受けての戦いであった。けれども相手は帝京。やはり厳しい戦いとなった。

 1回裏に2点を先制した帝京は、2回裏に昭和一のエース・塚田 善昭に襲いかかる。あっさり二死になったものの、ここから1番・小島 慎也のライトへの本塁打、2番・本村 千夏良の二塁打にワイルドピッチで追加点を挙げる。さらに3番・高橋 大陸の中前安打に、4番に入った尾瀬 雄大のライトへの本塁打でこの回4点を入れた。尾瀬は身長168センチ、70キロと、帝京の4番にしては小柄だ。本人も「長打ではなく、単打でつなぐことを意識している」と言う。けれども、しっかりとトレーニングを積んでおり、1年生のころとは見違えるようにたくましくなっている。高校入学後本塁打は4本目、公式戦では初の本塁打という。

 この本塁打で昭和一の塚田は中堅手に回り、二塁手だった金井 純平が登板した。3回表帝京は、金井から9点を挙げた。四球に失策、5本の安打など、走者が出るたびに盗塁をし、攻撃の手を緩めなかった。9点が入り、なお二死ながら走者が2人いる場面で、塚田が再びマウンドに上がった。塚田は、2番・本村を三振に仕留め帝京の猛攻を食い止める。4回になっても、この回先頭の3番・髙橋 大を三振に仕留め、前の回から2者連続三振を記録した。外野を守り、「気持ちを落ち着かせることができました」と塚田は言う。塚田としては、気持ちの入った意地の投球だった。それでも帝京は攻撃の手を緩めず2点を追加した。

 結果的には帝京に大敗したが、昭和一としては、強豪相手に力を出し切った。一方帝京は先発の1年生・高橋 蒼人が3回を被安打2の無失点。4回、5回は2年生の大塚 智也が奪三振4で走者を出さない完璧な投球で締めくくった。4回戦の明大中野戦は、前半の大きなヤマになる。

(取材=大島 裕史)

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