2018年07月14日 徳島県鳴門総合運動公園野球場(オロナミンC球場)

池田辻vs那賀

2018年夏の大会 第100回選手権徳島大会 1回戦
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さすらいの四国探題 寺下友徳

池田辻「個性発揮」で那賀に競り勝つ!

 「しののめの 上野が丘に~」

 18時20分。あの名曲が日が傾き始めたオロナミンC球場に流れる。これは2017年4月より辻から池田高校辻校(以下、池田辻)に改称した際、校歌も池田と同じものとなったことによるもの。ただ、池田辻は、「やまびこ打線」で名高い池田とはまたひと味違う「個性発揮」で那賀に競り勝ってみせた。

 一例をあげれば7回裏二死から勝ち越した場面。ここでは9番の藤田 翔悟(3年・遊撃手・170センチ63キロ・右投右打・三好市立三好中出身)が、二塁前のプッシュバントで出塁すると、すかさず二盗。1番・中島 拓人(3年・165センチ65キロ・三好市立三好中出身)の適時二塁打につなげた。

 そして同点とされた後の8回裏もしかり。無死一塁の場面で二度送りバントを失敗した4番・森下 敦哉(3年主将・捕手・173センチ75キロ・右投右打・東みよし町立三加茂中出身)は、コンパクトに、かつ長打がある自分の特徴を生かした振り抜きを発揮。左中間最深部に飛び込む大会第2号は、貴重な勝ち越し2ランとなった。

池田辻の2番手・大西 祐吾(2年・175センチ75キロ・左投左打・三好市立三好中出身)も面白い投手。クロスファイヤーだけでなく、外角低めへの威力もあり、3回を3安打3四死球6奪三振。1失点はあったとはいえ、新チームでは徳島県を代表する左腕になれる可能性を秘めている。

 一方、敗れた那賀の健闘も讃えたい。先発で7回を投げた吉田 大翔(3年・174センチ65キロ・右投左打・那賀町立鷲敷中出身)をはじめ登板した3年生3投手はいずれも130キロ以上をマーク。4回表、0対4から5安打を集中させ、同点に追い付いた攻撃など、チームの結束力も随所に表現されていた。新チームは選手12人でのスタートになるが、1・2年生は3年生9人の意をくんで、ぜひ再びいいチームを作ってもらいたい。

(レポート=寺下 友徳

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