エース塚本、連続完封で4強導く!・有田工


 60年ぶりの九州大会に登場した有田工が、初戦の秀岳館に続き、長崎の名門・海星に挑んだ。

 初戦と同じくこの日も投手戦に。有田工塚本 侑弥(2年)、海星宮原 明弥(2年)、両右腕を中心とした守り合いで7回まで勝者スコアボードに0が並んだ。

 塚本は6回以外、毎回走者を出し、再三得点圏に走者を背負う苦しい投球が続いたが、要所を締めて得点を許さなかった。

 打線は7回まで散発3安打に抑えられ、三塁を踏めなかったが、終盤8回表に火を噴く。センター前ヒットで出塁した1番・塚本を二塁に送れなかったが、3番・山口 駿介(2年)がレフトオーバー二塁打を放って二、三塁と初めて三塁まで走者を進めると、5番・土谷 凱生(2年)が値千金のライト前2点タイムリーを放ち、先手を取った。

 9回裏、海星は4番・田川 一心(1年)、5番・西村 陽斗(2年)が連打で無死一、三塁と、一打同点、逆転のチャンスを作って名門の底力をみせたが、塚本が後続を断ち、2試合連続完封で初のセンバツ出場へ大きく前進した。

(取材=政 純一郎