山﨑 颯一郎選手 (敦賀気比)
短評
観戦レポートより抜粋(2015年8月13日) 188センチの長身から角度ある速球を武器にする投手。ただこれまでのイメージからすると、不安があった。踏み込んだ足が大きく割れて、体を大きく捩じるフォームで、無理のある投げ方であった。だがこの日の山崎はだいぶスムーズになった。メカニズム的なものは大谷 翔平を意識したフォーム。左足をスッとあげた時のバランスが、格段に良くなり、そこから軸足にしっかりと体重が乗り、踏み出す左足は以前よりもスムーズに踏み出すことができるようになったことで、体重移動がかなり良くなった。昨秋は力を持て余しているように見えたが、今年はポテンシャルを引き出すことができている。 角度ある速球は常時140キロ~144キロを計測。実に伸びがあり、見栄えがあった。さらに速くなってくれるだろうという期待感を持たせ、来年のドラフト候補としてピックアップしたくなる逸材だった。
更新日時:2015.08.14