小笠原 慎之介選手 (東海大相模)

小笠原 慎之介

球歴:東海大相模

都道府県:神奈川

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:182.0 cm

体重:83.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年9月15日) 先発の小笠原 慎之介。この夏は最速146キロを計測したが、140キロをバンバンを出すような投手ではなく、むしろコントロール重視で、コンビネーションで抑える投手だ。しかしこの日は本来の制球力がなく、四球を出すことが多い。  ただ、走者を背負ってから、エンジンを上げる。ランナーがいない時は135キロ前後だが、ランナーがいる時は、140キロ前後の速球を連発し、鶴嶺打線を抑えていく。とはいえ、5回まで毎回のごとく走者を背負う投球は、本人からするとあまりスッキリしない投球だっただろう。  6回以降は100キロ前後のカーブを織り交ぜた配球にシフトチェンジ。非常に球速が遅く、逆に鶴嶺打線が合っていなかった。またカーブを使うときはしっかりと縦振りで投げる。それにより投げる感覚が蘇ってきたのか、軽く投げていても140キロ前後の速球を投じ、スライダー、カーブを織り交ぜ、6回、7回は三者凡退。結局、4安打完封、毎回の10奪三振で、鶴嶺を封じこみ、ベスト8進出を決めた。  これで小笠原は2回戦の戦に続き2試合連続の二桁奪三振。16イニングを投げて、24奪三振と驚異的なペースで奪三振を奪っており、やはり別格の投球を見せている。
更新日時:2014.09.16

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