山川穂高は西武強打者の証「3」を背負い、史上最強の沖縄県出身スラッガーになれるか?
山川穂高選手
プロ野球ファンにとっても、プロ球団にとっても、プレイヤーにとっても背番号は重みがある。
ただの数字ではなく、その番号にふさわしい実力を持った選手がユニフォームが背負う。「18」ならばエース。「22」は捕手というように、西武にとって「3」はこれまでの右の強打者が背負っている。
西鉄時代含め、背番号「3」を背負った、主な右の強打者(日本人限定)は以下の通りだ。
・土井正博(1975年~1981年)
・清原和博(1986年~1996年)
・中島裕之(2004年~2012年)
・浅村栄斗(2017年~2018年)
そうそうたる顔ぶれである。
そして新たに3をつけるのが山川穂高(中部商出身)である。山川がほかの4人とは違うのは、40本塁打複数達成。45本塁打以上1回を成し遂げている点である。
2018年に47本塁打124打点と本塁打王を記録。そして2019年も43本塁打を放ち、2年連続の本塁打王を達成した。
実績を見れば、背番号3を背負うのにこれ以上ないぐらい相応しい選手であることが分かる。
強打者の証である「3」を背負い山川穂高はどんな実績を残していくのか。ゆくゆくは史上最強の沖縄県出身スラッガーと呼ばれることを期待したい。
(文=河嶋 宗一)