環太平洋大の1年生・安藤優汰(環太平洋大)がエグイ!秋山翔吾を参考にした巧みな打撃技術!
安藤優汰(環太平洋大)
チーム最多3打点マーク!1年生安藤優汰(環太平洋大)の逆方向へ打撃を支える技術!
関西五連盟代表・近畿大を破って見事、初の決勝進出を果たした中国・四国三連盟代表の環太平洋大。緻密な戦術、巧みな投手起用で勝ち上がった環太平洋大学。その中に将来が楽しみな大型外野手がいる。それが1年生ながらスタメンの座を勝ち取った安藤優汰(1年・米子北)だ。今大会、3試合で11打数5安打4打点の活躍。183センチの長身で、抜群の俊足、強肩を併せ持ったアスリート型である。そんな近畿大戦の活躍ぶりを振り返ってもらった。
「1打席目はショート、サードの頭を狙って打て、と監督からアドバイスをもらっていました。」と語るように、3回に回ってきた2打席目でレフトへ追加点となるタイムリーで3対0とする。
続く5回の3打席目では「前の打者が落ちるボールで三振していたので、追い込まれるまで真っすぐ狙い。追い込まれてから打席の前よりに立って落ちる系のボールにも対応しました。」という対応策がハマり、フォークを上手く拾ってレフトへ2本目のタイムリーを放つ。
3打席目は食らいつくつもりでいた、と安藤自身は語るがこのヒットには確立された技術があった。それは秋山翔吾選手(埼玉西武ライオンズ)の3つの技術を参考しているということだった。
「秋山選手の広角なバッティングを参考しているのですが、その中でもボールに対して逆らわない、ヘッドを返さない、あとは上手くボールを拾うことを真似しています。」その結果が3打席目のタイムリーだと本人も話している。
そこに米子北時代に教わり現在も継続している、インサイドアウトの技術が安藤の逆方向へのバッティング技術を確立した。
ついに14日(水)の決勝では東都リーグ代表・立正大と対戦。
「格上ですが、勝てると思っているので、チームみんなで頑張りたいです。」と強く語った。
決勝戦でも安藤の一振りで戦国東都を打ち崩せるのか。注目してみていきたい。
■開催期間:2018年11月9日~11月14日
■試合日程・応援メッセージ
第49回 明治神宮野球大会
■トーナメント表