試合レポート

神村学園vs吹上

2020.07.15

桑原、2試合連続のグランドスラム・神村学園

神村学園vs吹上 | 高校野球ドットコム
大量得点を奪った神村学園

 神村学園のそつなさが際立った。

 初回、連続押し出しで2点を先取。二死となったが、8番・今村凛太郎(3年)がセンター前2点タイムリーを放つなど打者一巡で5点を奪った。

 2回は4番・井上幹太(3年)のセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を皮切りに、8安打を集中。打者14人で大量10点を奪った。

 大差にも攻撃の手を緩めることなく、代走、代打で出てくる選手たちもしっかりと結果を残した。4回には3番・桑原秀侍(3年)が初戦の川辺戦に続く2試合連続のグラウンドスラムを放った。

 防戦一方だった鹿児島吹上は4回に無死満塁とチャンスを作るも、けん制アウトなどで生かせず。だが5回表に先頭の6番・加藤敬心(3年)がレフトオーバー二塁打で出塁。代打・山下寛太(3年)がライトオーバー二塁打を放ち、意地の1点を返した。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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