札幌日大vs帯広農
札幌日大・小林投打に活躍!2001年以来18年ぶりの優勝を目指し決勝へ!
小林駿太(札幌日大)
1回に六番・石川真外野手(1年)のタイムリー、八番・小林駿太投手(2年)のタイムリーなどで5点を先制した札幌日大が試合を優位に進め、3年ぶりの決勝進出を果たした。
森本卓朗監督は、「序盤は苦しいゲーム展開でしたが、選手が良く粘ってくれていい勝ち方に繋げられた。ウチは長打は少ないが、甘いボールを狙って、難しいボールは粘る。それが、この準決勝でできた。選手にとっては成果になると思う。まだまだここから長い。決勝ということではなく、ここから自分たちの野球をやっていきたい」と選手たちを讃えた。
ゲームの中で大きかったのは。エース小林自身がたたき出した1回の5点目だ。帯広農の二塁手がポジショニングを変えて空いた一、二塁間を破る2点タイムリー。「1回が3点で終わるのと5点になるのでは全然違った。相手は打線が良いので、先に取りたかった」と自らの一打を喜んだ。
投げては7回で8安打を浴びたものの粘りのピッチング。指揮官も、「小林自身、粘り強い子。それをこの大舞台で出してくれた」と目を細めた。
2001年以来18年ぶりの優勝を目指し、決勝のマウンドにも立つ覚悟だ。
(文=松倉雄太)