試合レポート

伊集院vs沖永良部

2019.07.16

そつなく加点・伊集院

 立ち上がり、伊集院は一死から内野安打で出塁した2番・下池優希(3年)が二盗を決める。死球で一二塁となり、4番・瀬戸口大翔主将(3年)のレフト前タイムリーで先制した。重盗を決め、内野ゴロでもう1点を追加した。

 3回表は相手のエラーで3点目を挙げた後、併殺に打ち取られたが、5番・家村宙斗(3年)がレフト線二塁打を放ち、三盗を決め、6番・吉永楓(3年)のライト前タイムリーで4点目を挙げた。
 5回は6番・吉永、6回は2番・下池の二塁打で加点。7回は相手のミスを突き、無安打で2点をダメ押した。

 沖永良部は4-6回と一二塁のチャンスを3度作ったが、併殺で倒れるなどで生かせず。三塁を踏めなかった。
 「点を取れなかったことが全て」と前田直紹監督。外山哲平主将ら3年生が3人しかいないチームで1、2年生が主体のチーム。「チャンスを作ってもしっかり送れない。しっかり守り切れないとこういう結果になる。3年生はよく頑張ってくれた。こういう試合を1、2年生が経験できたことが3年生が残してくれた財産」と振り返っていた。

(文=政 純一郎

2019年 第101回全国高等学校野球選手権大会鹿児島大会
■開催期間:2019年7月6~7月23日(予定)
■組み合わせ表【2019年 第101回全国高等学校野球選手権大会鹿児島大会】
■展望コラム【出場70チーム、組み合わせ決まる!神村学園、鹿児島城西などを軸に優勝争い?】
■各ブロックの見どころ【本命・神村学園、対抗馬・鹿児島城西? 台風の目はどこか?】

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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