加治木vs川内
1番・宮田が決勝タイムリー・加治木
加治木と鹿児島川内。ともに地方の県立進学校同士が火花散る投手戦を演じた。
加治木は初回、二死二塁から4番・杉森淳之介(2年)のレフト前タイムリーで先制する。2回以降は加治木の濵田隆太朗(2年)、鹿児島川内の福満圭太郎(2年)、両エースの好投で、互いのスコアボードはゼロ行進が続いた。
試合が動いたのは8回。
鹿児島川内は二死一塁から5番・永井野雄大(2年)が左中間二塁打を放ち、土壇場で同点に追いついた。
その後は、両エースの好投と粘りの守りで両者勝ち越し点が奪えず、延長戦へ。
延長11回表、加治木は二死三塁から1番・宮田雅也(2年)が右中間二塁打を放ち、ようやく勝ち越すと、その裏は濵田が三者連続三振で切り抜け、2時間32分の死闘を制した。
(文=政 純一郎)