志布志vs出水
志布志、後半盛り返す
5回まで劣勢だった志布志が6回以降盛り返し、逆転勝ちした。
3回に暴投で先制した志布志だったが、出水は4回、4番・小田哲也（3年）のライトオーバー三塁打、5番・宮田京介（2年）のセンター前タイムリー、6番・宮野兼一（2年）のレフトオーバー三塁打と3連打で2点を奪い逆転した。5回には先頭の9番・道上星斗（2年）がセンター前ヒットで出塁し、けん制悪送球と2つの暴投で労せず3点目を挙げた。3、5回には、外野からの好返球でホームアウトをとるなど、好守で盛り上がった。
志布志はグラウンド整備後の6回に反撃。一死満塁から代打・川畑丈一朗（2年）のレフト前タイムリー、押し出しで同点に追いつき、7回は4番・谷山和也（3年）のレフトオーバー二塁打などで2点を勝ち越した。9回にも下位打線が連打を浴びせて3点をダメ押した。
5点差を追う出水は9回裏、2番・松永悠希（2年）のレフト前タイムリーで1点を返し、なおも一死満塁とチャンスは続いた。3番・内野直人（2年）のセンターフライでタッチアップを試みるも、中堅手・江夏大亮（3年）が好返球で併殺をとり、2時間46分の熱戦にケリをつけた。
(文=政 純一郎)
