天理大が5季連続24回目の優勝 1年ルーキーが先発してゲーム作る
優勝した天理大
<阪神大学野球春季リーグ:天理大6―3関西国際大>◇3日◇第4節3回戦◇ほっともっとフィールド神戸
大学野球の阪神大学野球は、天理大が6対3で関西国際大を破った。これで8勝2敗の勝ち点4となり、他大学が勝ち点で並んでも勝率で上回れないため、天理大の5季連続24回目の優勝が決まった。
天理大は1点を追う4回、1死一、二塁から9番の小林 太郎捕手(4年=松商学園)がレフトへ2点適時二塁打を放ち逆転。6回には3番・下林 源太内野手(3年=天理)が2点適時三塁打を放って突き放した。
投げてはリーグ戦初先発の的場 吏玖投手(1年=大阪電通大高)が4回途中まで2安打2失点でゲームを作ると、左腕・本間 悠貴投手(4年=大冠)がロングリリーフし、大阪府の高校出身投手のリレーで関西国際大の反撃をしのいだ。
6月5日に開幕する第72回全日本大学野球選手権には3大会連続9回目の出場。1回戦で九州六大学野球連盟の代表校と対戦する。