3年間で44人が入学、日本体育大に過去センバツ経験者が多数
関戸 康介(大阪桐蔭)、重宮 涼(明石商)、寺西 成騎(星稜)
首都大学野球連盟に所属する日本体育大。近年では数多くの好投手が日本体育大の門をたたくことが多く、2022年4月からも、大阪桐蔭・関戸 康介投手をはじめとした逸材たちが入学することが先日発表されている。
逸材の宝庫ともいえる日本体育大に推薦入学した過去3年間の選手たちを対象に、高校時代にセンバツと縁があった選手たちを見ていくと、多くの選手たちがセンバツの舞台とかかわりを持っていた。
4月から3年生となる2020年組は、明石商(兵庫)の主将を任された重宮 涼内野手を筆頭に、大阪桐蔭OB・山田 優太投手や山梨学院出身の相沢 利俊投手。野手では、3年生の夏にホームスチールを決めたことでも話題となった松浦 佑星内野手(富島出身)などがセンバツを経験している。
2021年入学組は、センバツが中止となった代わりに開催された甲子園交流試合を対象にしていくと、さらに実力者が揃う。投手では星稜・寺西 成騎投手、健大高崎・橋本 拳汰投手の大型コンビ。野手では山梨学院・小吹 悠人内野手、花咲徳栄・南 大輔外野手など15人がセンバツを経験していた。
そして2022年に入学する1年生たちは過去3年間では最も多い20人がセンバツを経験していた。大阪桐蔭から入学する関戸 康介投手を筆頭に、仙台育英で主将を任された島貫 丞内野手が入学。外野に目を向けると、東海大相模で活躍し、2021年夏を最後に勇退した門馬 敬治氏の次男、門馬 功外野手らが入学することになった。
過去3年間で総勢44人と数多くの選手たちがセンバツを経験していた。最上級生にはドラフト候補として注目の二刀流・矢澤 宏太投手がいる。2022年の日本体育大からも目が離せない。
<2020年>9人
【投手】
山田 優太(大阪桐蔭)
相沢 利俊(山梨学院)
【内野手】
重宮 涼(明石商)
松浦 佑星(富島)
丸田 輝(春日部共栄)
【外野手】
本間 巧真(東海大相模)
溝尾 海陸(明石商)
野田 優人(筑陽学園)
岡部 宇裕(明石商)
<2021年>15人
【投手】
寺西成騎 (星稜)
飯島大斗(中京大中京)
橋本拳汰(健大高崎)
【捕手】
名村 康太郎(明石商)
宇井治都 (智辯和歌山)
秋山達紀 (市立呉)
【内野手】
黒澤 孟朗(国士舘)
福井雄太 (明石商)
照屋寧生 (創成館)
井上隼斗 (明石商)
小関慎之助 (札幌大谷)
小吹悠人 (山梨学院)
中原雄也 (履正社)
<2022年>20人
【投手】
関戸 康介(大阪桐蔭)
伊藤 大稀(智弁和歌山)
大田 泉陽(明石商)
久保 陽太郎(明石商)
松田 隆之介(仙台育英)
【内野手】
島貫 丞(仙台育英)
澤田 昂志郎(仙台育英)
黒川 怜遠(星稜)
竹村 日向(智辯学園)
宇佐美 佑典(県立岐阜商)
小池 克英(明石商)
橋本 唯塔(東海大菅生)
【外野手】
野中 駿哉(健大高崎)
岩田 一真(東海大菅生)
杉浦 泰文(中京大中京)
門馬 功(東海大相模)
森田 空(智辯学園)
相原 陸(花咲徳栄)