ダルビッシュ、涌井が節目の年に 年男を迎えた1986年生まれの選手たち
東北高時代のダルビッシュ有投手
2022年に36歳として年男を迎える1986年世代。ここの世代は須田幸太投手(土浦湖北出身)のように野球界を退いているものもいれば、田澤純一投手(横浜商大出身)のように台湾で活躍する選手。球界で現役選手として奮闘する選手など様々だ。そんな1986年生まれのなかで甲子園を経験した選手を見ていきたい。
メジャーで奮闘するダルビッシュ有投手(東北出身)だろう。2021年は8勝11敗と負けが先行する結果になったものの、東北高時代は2年生で甲子園準優勝。3年生の時にはノーヒットノーランと輝かしい結果を残した。
プロ入り後も沢村賞やMVPを受賞するなど、数々の功績を残してきた。世代代表の選手として、年男として迎える2022年も活躍に期待だ。
日本球界に目を向けると、楽天・涌井 秀章投手(横浜高出身)が目立つ存在だろう。横浜高時代は2年生の時に甲子園デビュー。3年生の時には注目投手として甲子園に戻り、ベスト8進出に導く快投でドラフト1位指名でプロの世界へ飛び込んだ。
プロ入り後は3年目に初タイトルとなる最多勝を受賞。その2年後になる2009年には名誉ある沢村賞に輝くなど球界を代表する投手へ成長を遂げた。
そんなダルビッシュ、涌井のような甲子園で実績はないものの、甲子園を経験した1986年生まれにはロッテ・美馬 学投手(藤代出身)がいる。
美馬は2年生の夏に甲子園出場を果たして駒大苫小牧から勝利。全国でも実力が通じることを証明したものの、その後は甲子園出場に至らなかった。
ただ中央大、東京ガスで腕を磨いてプロ入り。2021年までで通算67勝を積み重ねてきた。
高校時代に聖地・甲子園を経験し、今もなお世代を代表する選手として活躍する3人。年男として迎える2022年も先頭を走るスター選手として活躍してほしい。
<西武>
榎田 大樹投手(小林西出身)
※◎=甲子園出場経験者