News

延長10回の死闘を制した関東一がベスト4一番乗り!

2019.04.20

延長10回の死闘を制した関東一がベスト4一番乗り! | 高校野球ドットコム
勝ち越しホームランを放ち雄たけびを上げる渋谷嘉人(関東一)

延長10回の死闘を制した関東一がベスト4一番乗り!

 ベスト4の椅子をかけて関東一國學院久我山が激突。試合は延長までもつれる緊迫の展開となった。

 関東一は2回に5番・平泉遼馬のホームランで先制すると3回にも1点を追加して2対0とリードする。

 関東一の先発は谷幸之助。ランナーを出しながらも4回まで無失点できていたが、5回に國學院久我山の7番・中澤知之のタイムリーなどで逆転を許す。

 それでも6回に何とか1点をもぎ取り同点に追い付くと、延長10回に渋谷嘉人がレフトへの勝ち越しホームラン。5番・平泉にも2本目のホームランが出るなど3点を奪い6対3で関東一がベスト4を決めた。

 「この1週間調子が悪かったですが、思い切っていかせたかった」という思いを込めて米澤貴光監督は渋谷を1番に起用。土壇場で上手くはまったが、ホームランを打った渋谷は、「チームに迷惑しか掛けていなかったので、後ろに繋ぐ。出塁するつもりで打席に入った。」と振り返った。

 東京代表で高いレベルの選手たちとプレーし、様々な選手の技術を参考したと語る渋谷。なかでも同じ東東京の二松学舎大附右田稜真の打撃、特にパンチ力の部分を参考にしたそうだ。それが結果として今回のホームランにつながった。

 これでベスト4。明日の日大三東海大菅生の勝者と対戦する。東京代表に滑り込んで入った渋谷のバッティングに注目したい。

■日程詳細・応援メッセージ

春季東京都高等学校野球大会

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?