志布志vs出水
死闘3時間23分、志布志が辛勝
3点目のホームインする志布志の選手
志布志は初回、3番・岡元陸主将(3年)のセンター前タイムリー、5番・栗迫竜也(3年)のセンターオーバー2点タイムリー二塁打で3点を先取した。
その裏、出水は一死満塁から5番・三角壮太(3年)のライト前2点タイムリー、7番・石澤淳平(3年)のライト線2点タイムリー二塁打で計4点を返し逆転した。
2回以降は両者追加点が奪えず膠着状態に。7回裏、出水が追加点を挙げて2点差とする。
8回、それまで再三の好機を拙攻でものにできなかった志布志が2番・又木竣也(2年)、3番・岡元の連続長打で3点を返し、終盤で久々にリードを奪った。
その裏、出水は一死満塁から押し出しで再び同点とする。
9回で決着がつかず、今大会初の延長戦に突入。互いに勝ち越し点が奪えないまま12回が終わり、13回から今大会より導入された無死一二塁から始まるタイブレークで雌雄を決することになった。
13回表、志布志が併殺崩れとエラーで2点を勝ち越すと、その裏の出水は一死満塁とするも、併殺とライトフライに倒れ、3時間23分の死闘は志布志の辛勝だった。
(文=政純一郎)