試合レポート

拓大一vs都立青梅総合

2013.09.08

拓大一、打線がつながり12得点でコールド勝利!

拓大一vs都立青梅総合 | 高校野球ドットコム 

昨年から4番を打つ田中(拓大一)

 青梅総合の先発・須崎に、拓大一打線が襲い掛かる。
拓大一は初回、3連続四死球で一死満塁の場面を作ると、5番掛川の犠飛で1点を先制する。
 3回には、2番竹内、3番間所の連打。さらに6番原の三塁適時打などから3点を追加。
 拓大一の勢いは止まらない。4回には、1番山下が相手エラーで出塁すると、すかさず二盗を決め、一死二塁。3番間所が二塁適時打。続き、4番田中も、
「この秋から、バットを短く持ってコンパクトスイングを心掛けてきました。その結果、ボールがバットの芯に当たる打球が増えてきました」と、この好機で左中間を割る二塁打を放ち、6点目を挙げた。
 さらには、先発の須崎に代わったばかりの2番手・尾暮から、5番掛川が初球をレフトスタンドへ放り込み、8対0と青梅総合を大きく突き放す。

 その後も、5回に4四死球から1点、6回には、先頭の6番原からの4連打で畳み掛け、一挙3得点。

 青梅総合は、5回以外は、毎回ランナーを出すも、あと一本が出なかった。キャプテンで4番の川村は、
「すべてにおいて力負けでした。春に向けて、これからもっと鍛え直したいです」と、悔しさをにじませた。

 勝利した拓大一の西川助監督は、
「夏はバッティングだけを取り組んできました。木のバットを使ったハーフバッティング。芯に当たらないと飛ばないので、徹底的にこの練習をやり抜きました。守備練習もほとんどやってないです。秋は、そのバッティングが生きた試合が出来ているかなとは思います」とコメント。
 次は、足立西と代表決定戦を戦う。磨いた打撃力を次戦でも発揮していきたいところだ。

(文=編集部)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.14

【春季東京都大会総括】日大三、二松学舎大附など強豪校がノーシードの波乱! 新基準バットでも9本塁打の帝京が驚異の打力で王者に

2024.05.14

【2024夏全国ノーシード校一覧】二松学舎大附、履正社、智辯学園、沖縄尚学などビッグネームがノーシードで夏に挑む

2024.05.14

広島「今季新戦力の現状通信簿」、新外国人の復活はなるか!?

2024.05.14

宗山塁(明大)ら大学ドラフト候補が放つ「強烈なオーラ」は新人アーティストの「ブレイク前夜」を彷彿させる 新連載・一志順夫コラム「白球交差点」vol.2

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.09

プロスカウトは190センチ超の大型投手、遊撃手、150キロ超右腕に熱視線!この春、浮上した逸材は?【ドラフト候補リスト・春季大会最新版】

2024.05.09

【熊本】九州学院は城北と文徳の勝者と対戦<NHK旗組み合わせ>

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?