試合レポート

橘vs百合丘

2017.03.24

着実に得点を重ねた橘が白星発進!

橘vs百合丘 | 高校野球ドットコム

マウンドに集まる橘バッテリー

 3月25日に開幕した神奈川県春季大会の横浜地区予選。まだ肌寒い気温の中、百合丘高校グランドで市立橘vs百合丘の試合が行われた。

 市立橘が初回から攻めの姿勢を見せる。先頭打者がエラーで出塁すると、2番がきっちり犠打を決め、一死二塁。続く斎藤のライトへの適時二塁打で1点を先制。3人で1点を取る理想的な展開となった。さらに市立橘はこの回フェンス直撃の二塁打なども飛び出し、3点のリードを作る。

 対する百合丘は2回表に先頭打者が中前打で出塁すると、犠打、暴投などで1点を返す。4回表には7番打者の適時打で1点を返し、2対3と1点差に詰め寄る。しかし4回裏、市立橘は羽二生 和樹の適時打で再び4対2と突き放す。

 この試合の行方が決まったのは5回。市立橘が一気に畳みかける。先頭打者が死球で塁に出ると犠打でランナーを得点圏に。9番打者が2点適時打、さらに3番斎藤の2点適時打に加え、羽二生も犠飛を放ち、この回だけで一気に5得点。9対2と7点差まで広げ、試合を決めた。

 市立橘の先発・下郡は9回を投げ切り3失点完投。テンポよく、しっかり投げぬいた。打線は出塁すると犠打で送りチャンスを作り、そのランナーをきっちりとホームに返す。百合丘もランナーが出れば同じ展開に持ち込んでいたが、今日の試合で得点に結びつけたのは市立橘だった。

 勝利した市立橘は3月26日(日)に百合丘高校グランドにて法政二と対戦。敗れた百合丘も同日に新城と対戦する。

(取材・写真=編集部)

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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