今年注目スラッガー・阪口 樂(岐阜第一)が通算19本塁打に到達
阪口 樂(岐阜第一)
2021年度の注目スラッガー・阪口 樂(岐阜第一)が今季の活躍に燃えている。昨年の岐阜県独自大会で3本塁打。そのうち1本は最速153キロ右腕・加藤 翼(帝京大可児-中日)から剛速球をとらえたもの。この夏の活躍や、187センチ90キロという恵まれたポテンシャル、投手としても140キロを超える強肩と打者として高く評価されている。
しかし、昨秋は厳しいマークに遭い、思うような結果を残せなかった。この冬は打撃フォームを見つめなおし、素振りやティー打撃をフォームを固め、ウエイトでも重量ではなく、軽めにして、回数をこなすウエイトを行って、体の切れを生むことにこだわってトレーニングを行った。
一冬超えて、その成果は実を結んでいる。7日の小松大谷戦ではライト、センターへ特大弾を放ち、高校通算19本塁打に到達。取材日のシート打撃ではバックスクリーンへ特大弾を放った。
阪口 樂(岐阜第一)
守備でも三塁守備では深い位置からダイレクト送球を見せる強肩を披露。ブルペン投球では久しぶりだったようだが、角度のある速球を投げ込んだ。
4月開催の県大会開幕へ向けて順調な調整が進んでいる阪口。狙うは東海大会出場だ。
「東海大会で悔しい思いをしたので、出場してリベンジを果たしたいです」
プロに対して強いこだわりを見せる阪口。それを実現させるためにも、チームの勝利のために打ち続ける。
(記事:河嶋 宗一)
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