News

時間割をつくろう

2020.04.07

時間割をつくろう | 高校野球ドットコム
自宅で過ごす時間が長いときは時間割を作ってみよう

 心身のコンディションを整えるためには、自宅で過ごす時間を振り返ってみる必要があります。休校や部活動自粛などで普段通りの生活を送ることがむずかしい人も多くいると思いますが、そんな中でも体を適度に動かしつつ、明るく過ごしたいものですね。

●起床や就寝時間をなるべく同じにする
 規則正しい生活を送ることはいつの時にも勧められるものですが、起床時間や就寝時間を毎日同じに設定しておくと、比較的規則正しい生活を送りやすくなります。朝寝坊しないように考えると、就寝時間は逆算して決めることができます。

 また睡眠不足にならないように自分にとって必要な睡眠時間を確保しましょう(6、7時間〜)。寝ている間に体は休息をとり、成長に必要な過程を過ごすことになります。トレーニングをした後に十分な睡眠が必要なことを考えると、休み期間であっても夜遅くまで起きていることはコンディションを崩す一因となるため、「何時になったら布団に入る」と就寝時間をあらかじめ決めておくとよいでしょう。

●自宅で過ごす時間割を作ってみよう
 起床時間と就寝時間が決まると、起きている間で自由に過ごせる時間がある程度わかるようになります。1日は24時間であり、睡眠時間が7時間であれば、残り17時間ということになります。

 17時間すべてを決める必要はありませんが、午前中にはたとえば「勉強をする」、午後の時間は「自主練習やトレーニングの時間を捻出する」といったことや、趣味や動画を見て過ごす自由時間を決めておくといったことも良いと思います。あらかじめ今日の時間割に「これをする」と組み込んでおくと、だらだらと何となく時間を過ごしてしまった…ということも少なくなると思います。友達とLINEやテレビ電話などで近況を報告し合うこともよいリフレッシュになりそうです。

●ストレッチタイムを確保
 お風呂上がりにストレッチすると筋肉が伸びやすく、ケガの予防にもつながる…とわかってはいるものの、あまり実践できていなかったという選手の皆さん。これを機会に「入浴+ストレッチ」をセットとして習慣化してしまうようにしましょう。体が温まっているとき=筋温が上がっているときはより筋肉が伸張しやすくなっているため、効率よく柔軟性を高めることができます。

 骨盤を立てての開脚ストレッチがむずかしい、肩の可動域が狭い、足首周辺部が硬いという悩みがある人はなおさら、毎日コツコツとストレッチを続けることをオススメします。ただし伸ばされた時の痛みが通常とは違うような場合、肉離れなどが疑われる場合はストレッチによってかえって症状が悪化してしまうことがあるので注意しましょう。

文:西村 典子
球児必見の「セルフコンディショニングのススメ」も好評連載中!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.15

【島根】出雲商-三刀屋、大田-益田東など初戦から好カード<地区大会組み合わせ>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

【秋田】夏のシードをかけた3回戦がスタート、16日は大館鳳鳴などが挑む<春季大会>

2024.05.15

獨協大の新入生に専大松戸の強打の捕手、常総学院のサード、市立船橋のトップバッターが加入! 早くもリーグ戦で活躍中!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?