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国士舘高等学校(東京地区代表)「エース・中西健登の好投を軸に試合を重ねながら戦力を整備し、安定したチームに」

2019.11.14

国士舘高等学校(東京) 東京地区2年連続7回目


国士舘

チームデータ

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代表決定までの経過

対戦日 大会名 得点 失点 対戦校 勝敗
11月10日 秋季東京都高等学校野球大会 決勝 6 0 帝京
11月9日 秋季東京都高等学校野球大会 準決勝 5 0 都立城東
11月2日 秋季東京都高等学校野球大会 準々決勝 8 4 修徳
10月27日 秋季東京都高等学校野球大会 3回戦 7 6 明大中野八王子
10月26日 秋季東京都高等学校野球大会 2回戦 11 9 都立富士森
10月20日 秋季東京都高等学校野球大会 1回戦 6 0 世田谷学園
9月22日 秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第5ブロック B代表決定戦 8 0 都立西
9月15日 秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第5ブロック 1回戦 7 0 東京都市大付

登録選手

背番号 氏名 学年 ポジション
1 中西 健登 2 投手
2 吉田 健吾 2 捕手
3 黒澤 孟朗 2 一塁
4 鎌田 州真 2 二塁
5 伊藤 優 2 三塁
6 中泉 大樹 2 遊撃
7 齋藤 光瑠 2 左翼
8 清水 武蔵 1 中堅
9 門田 朋也 2
10 水村 颯一郎 2
11 竹村 輝琉 1
12 石渡 健斗 2
13 池田 柊斗 2
14 本村 翔 2
15 折田 大和 1
16 安池 陸 2
17 岩瀬 風馬 2
18 駒崎 友哉 2

※データは秋季東京都大会のものです

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代表決定までの経過

  • 対戦日
  • 大会名
  • 得点
  • 失点
  • 対戦校
  • 勝敗
  • 11月10日
  • 秋季東京都高等学校野球大会 決勝
  • 6
  • 0
  • 帝京
  • 11月9日
  • 秋季東京都高等学校野球大会
    準決勝
  • 5
  • 0
  • 都立城東
  • 11月2日
  • 秋季東京都高等学校野球大会 準々決勝
  • 8
  • 4
  • 修徳
  • 10月26日
  • 秋季東京都高等学校野球大会
    2回戦
  • 11
  • 9
  • 都立富士森
  • 10月20日
  • 秋季東京都高等学校野球大会
    1回戦
  • 6
  • 0
  • 世田谷学園
  • 9月22日
  • 秋季東京都高等学校野球大会
    一次予選 第5ブロック B代表決定戦
  • 8
  • 0
  • 都立西
  • 9月15日
  • 秋季東京都高等学校野球大会
    一次予選 第5ブロック 1回戦
  • 7
  • 0
  • 東京都市大付

登録選手

  • 背番号
  • 氏名
  • 学年
  • 位置
  • 身長
  • 体重

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チーム紹介


中西健登

 一戦一戦戦力を整え、2年連続で秋季都大会の優勝を決めた。

 最大の功労者はエースの中西健登。準決勝、決勝とも被安打2の完封をした投球は圧巻だった。

 打線はオーダーが固定できず、すべての試合で違った。その原因となったのは、昨年の優勝の主力でもある主将の鎌田州真黒澤孟朗の不振。それでも1年生の清水武蔵が安定した打撃をみせ、2年生の齋藤光瑠が勝負強さを発揮。準決勝からスタメン起用された林悠永が、準決勝、決勝で9打数6安打の成績を残すなど、層の厚さをみせた。

 守備は一部の選手の負傷や不振でポジションチェンジを行っても、難なく対応するうまさと、柔軟性がある。とりわけ、遊撃手と二塁手で出場した鎌田と、二塁手と三塁手で出場した伊藤優が、安定した守備で内野陣をまとめていた。また捕手の吉田健吾は強肩で、リードも一戦ごとに安定してきた。

 例年走塁のうまさには定評があるが、この秋はミスが目立った。それでも決勝戦で中西が、帝京の一瞬のスキを突いて本塁を陥れるなど、対戦校としては油断できない。

 昨年は都大会の優勝に満足し、明治神宮大会まで気持ちが回らなかった。その点今回は永田昌弘監督らが、都大会の優勝会見で既に明治神宮大会を見据えた発言をしており、初戦で完敗した昨年とは違う姿をみせるのではないか。

【投手陣】

 中西健登が絶対的なエースに成長した。調布シニア時代は、外野手や捕手で、投手は高校に入ってから。軸の回転をみた永田監督のアドバイスで、腕を下げて、サイドスローに近い現在のフォームになった。

 直球は130キロ台だが、スライダー、カットボール、シンカーなど、変化球も豊富だ。特にシンカーは帝京の前田三夫監督が、「シンカーが打てなかった」と脱帽した。

 投手はほかに、岩瀬風馬竹村輝琉駒崎友哉がおり、秋季大会では投げていないが、鎌田も投手を兼ねる。

■高校別データ:国士舘

(文・大島 裕史

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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