れいめいvs鹿屋農
エース楠原、力投199球報われず・鹿屋農
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<第104回全国高校野球選手権鹿児島大会:れいめい7-4鹿屋農(延長15回)>◇15日◇3回戦◇鴨池市民
このときは7回まで両者無得点の投手戦を繰り広げ、8回にれいめいが先制し、9回裏に鹿屋農が同点に追いついて延長戦にもつれた。10回表に3点を勝ち越したれいめいが4強入りを決めた。鹿屋農のエース楠原裕也(3年)はその試合でも投げており、前田武蔵主将(3年)はマスクをかぶっていた。
因縁の両者の対戦は昨年以上に白熱した好勝負となり、鹿児島高校球史に刻まれる一戦となった。
5回に鹿屋農が2番・大坪龍太(3年)の右越え二塁打で先制したが、6回に、れいめいはボークで同点に追いついた。
9回で決着がつかず、両者の対戦はまたも延長戦へ。
11回表にれいめいが6番・砂田龍馬(2年)の中前適時打で勝ち越したが、その裏、鹿屋農は4番・下宮蓮十(3年)が中越え二塁打で出塁し、三塁まで進んで暴投で再び同点とした。
13回からは無死一、二塁から始まるタイブレーク方式へ。
14回表、れいめいが相手のエラーで2点を勝ち越し、勝負あったかに思われたが、鹿屋農は2死から6番・木場琉稀(3年)、7番・楠原の連続適時打で食らいついた。
再試合の空気も漂う中、15回表にれいめいは2番・坂口大介(2年)、3番・松田龍司(3年)の連続適時打で3点を勝ち越すと、その裏の鹿屋農は1死一、二塁からセカンドライナー併殺で試合終了。15回、199球を投げた楠原は昨年の雪辱を果たせなかった。
(取材=政 純一郎)