試合レポート

大阪商業大高vs槻の木

2020.09.26

大商大高の主将・太田の活躍で5回コールド勝ち!

大阪商業大高vs槻の木 | 高校野球ドットコム
4番ファースト・太田宙(大商大高)

 2019年春優勝の大商大高が投打で圧倒した。

 1回表から大商大高は二死から4番太田宙の適時打で1点を先制、さらに2回表にも2番久保翔夢の適時打で1点を追加し、3回表にも6番西田暖の適時打で4対0と点差を広げる。

 さらに4回表には一気に打線がつながり、相手のミスなどが絡んで一挙6得点を入れた。

 大商大高の先発・高橋優成はコーナーに散らせて5回無失点の好投。5回コールド勝ちを収めた大商大高。

 この試合の中でその中でも4番太田の打撃が目を引いた。背番号15と本来は控え選手だったが、槻の木の投手が軟投派ということもあり、ミートがうまい太田を起用した。どっしりとした構えからレベルスイングでしっかりととらえることができる選手で非常にレベルが高い左打者だった。

 さらに3番センター・鈴木晶仁も抜群の強肩とパンチ力ある打撃を持ち味にする右打ちの外野手。ポテンシャルの高い選手が多かった。

 大商大高はコロナ対策ということで、現段階もグループに分けて練習を行っている。また専用グラウンドもなく、限られた中で実力をつけてきた。2019年の春季大会で優勝してから選手の自主性が芽生え、練習の中でも先を読んで準備と行動ができるようになった。次は履正社と対戦。持てる力を発揮するだけだ。

(文=河嶋宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.15

獨協大の新入生に専大松戸の強打の捕手、常総学院のサード、市立船橋のトップバッターが加入! 早くもリーグ戦で活躍中!

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?