武南vs鴻巣
武南が接戦を制し、夏のシード権確保!
勝ち越し打を打った2番石川(武南)
夏のシード入りを目指す武南が接戦を制した。まず1回裏、1点を先制した後、武南は4回表、鴻巣の6番中野の適時打で1点を追いつかれる。お互い好守備も出て守り合いが続いたこの試合。
試合の均衡が破れたのは6回裏。武南は二死一、二塁から2番石川が右中間を破る適時三塁打を打ち、2点を勝ち越すと、さらに3番栗原が遊撃手の強襲安打で1点を追加して、4対1。
上尾戦同様、後半から盛り立てる試合展開。投げてはエース・布川雄大が鴻巣打線を8安打を打たれながらも、8奪三振、無四球。8回表に1点を失ったが、9回表には全力投球で、鴻巣打線をねじ伏せ、シード権確保を決めた。
布川はこの日は140キロ超えが少なく、本人も「シュート回転が多く、上尾戦ほどではなかった」と振り返るが、それでも持っているポテンシャルの高さを十分に示した投球内容となった。
敗れた鴻巣は、強肩を売りとする捕手・中野を中心とした守りのチーム。武南相手にしっかりとくらいつく野球ができていた。
(取材・写真=河嶋宗一)
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