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センバツ出場2校が地方大会優勝。多くのチームが上位へ

2021.05.24

センバツ出場2校が地方大会優勝。多くのチームが上位へ | 高校野球ドットコム
関東大会優勝を果たした専大松戸

 選抜に出場したチームは選抜に合わせてチームを作っているため、戦い方が難しいと聞く。ただ今年に限ってはそれがあてはまらない。選抜の経験をしっかりと糧にしているチームが実に多いのだ。

東北 仙台育英 県決勝進出
関東 専大松戸 関東優勝
関東 常総学院 関東ベスト4
北信越 敦賀気比 県優勝
近畿 大阪桐蔭 近畿ベスト4
   京都国際 近畿ベスト4
   智辯学園 近畿ベスト4
中国 広島新庄 県優勝
四国 明徳義塾 四国準優勝
九州 福岡大大濠 九州ベスト4
   具志川商  九州優勝

 ここまで2チームが優勝。九州初制覇の具志川商は選抜で一皮むけて、かなり強力なチームへ成長。近畿は準決勝で智辯学園vs京都国際の対決が実現するため、近畿地区からもセンバツ出場チームの決勝進出が決まっている。

 秋から打線が見違えるように変わった専大松戸、選抜後から一気に打線の状態を高めた常総学院、それ以外のチームも新戦力を試しながら着実に勝利を積み重ね、レベルアップを見せている。

 今年も新型コロナウイルスの感染拡大で、練習試合の制限、リスケが多いと聞く。その中で公式戦を経験できているのは大きい。センバツだけではなく、夏もリードするチームになる可能性は高い。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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