News

新監督・三浦大輔も下位指名!DeNAのドラフト4位以下でベストナインを組んでみた

2021.01.21

新監督・三浦大輔も下位指名!DeNAのドラフト4位以下でベストナインを組んでみた | 高校野球ドットコム

 三浦大輔(高田商出身)

 DeNAは2020年シーズン4位に終わったことでラミレス監督が辞任した。2021年シーズンからは三浦大輔新監督体制で優勝を目指している。

 すでに新人たちは合同自主トレで汗を流しており、三浦 新監督や仁志 敏久二軍監督も視察に訪れた。とくに入江 大生(明治大/1位)や牧 秀悟(中央大/2位)の上位指名選手たちは、早い段階で戦力となることが期待されている。

 さて、DeNA(前身球団含む)のドラフト指名選手を振り返ってみると、ドラフト下位指名から主力へと成長した選手は多い。思えば三浦監督自身もドラフト6位という下位指名での入団だった。そこでDeNA(前身球団含む)のドラフト下位指名選手によるベストナインを組んでみた。

※ここでは下位指名を4位以下としている。また、外野は右翼・左翼・中堅でわけていない。

 投手はやはり三浦 大輔(高田商業高/1991年6位)だろう。ドラフト6位入団ながらエースに上り詰め、通算172勝をマークした実績は色褪せない。捕手は相川 亮二東京学館高/1994年5位)を選出した。2004年から5年連続で100試合以上に出場し、2007年には打率.302(391打数118安打)で打撃ランキング8位にも入った。

 内野手と外野手は激戦だった。そのなかで外野は、屋鋪 要三田学園高/1977年6位)、鈴木 尚典横浜高/1990年4位)、多村 仁横浜高/1994年4位)の3人を選出した。いずれも球団史に名を残す打者ばかりだ。

 内野は一塁に宮崎 敏郎(セガサミー/2012年6位)、二塁に進藤 達哉(高岡商業高/1987年外)、三塁に金城 龍彦(住友金属/1998年5位)、そして遊撃が石井 忠徳(足利工業高/1988年外)の4人を選んだ。宮崎は三塁が主戦場だが、外野であぶれてしまった金城を三塁で起用するために一塁へと回した。

 その他にも外野陣では、佐野 恵太(明治大/2016年9位)や高木 好一(相模原市役所/1971年外)、吉村 裕基東福岡高/2002年5巡)が控えている。内野でも藤田 一也(近畿大/2004年4巡)や石川 雄洋横浜高/2004年6巡)の二遊間コンビに高橋 雅裕名古屋電気高/1982年4位)もいる。内・外野のポジションの組み方によっては、多彩なチームが組めそうな豪華メンバーだ。

 このようにDeNAは大洋、横浜時代から、野手によるドラフト下位指名からの躍進が多かったことがわかる。

 今回組んだベストナインはあくまで主観であり、その他にも候補となる選手は多くいるはずだ。過去のドラフト結果を眺めながら、各々でベストナインを組んでみてほしい。

<ドラフト下位指名だけによるベストナイン>
※前身球団含む
※ドラフト4位以下

投手:三浦 大輔(高田商業高/1991年6位)
捕手:相川 亮二東京学館高/1994年5位)
一塁:宮崎 敏郎(セガサミー/2012年6位)
二塁:進藤 達哉(高岡商業高/1987年外)
三塁:金城 龍彦(住友金属/1998年5位)
遊撃:石井 琢朗(足利工業高/1988年外)
外野:屋鋪 要三田学園高/1977年6位)
外野:鈴木 尚典横浜高/1990年4位)
外野:多村 仁横浜高/1994年4位)

(記事:勝田 聡

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在28地区が決定、長野では松商学園がノーシードに

2024.05.10

【京都】昨年秋2回戦敗退の鳥羽が京都国際と対戦、昨年秋Vの京都外大西は西城陽と対戦<春季大会>

2024.05.10

【香川】昨夏甲子園Vの慶應義塾を招待!春4強が迎え撃つ<招待試合>

2024.05.10

【和歌山】2季連続Vを狙う耐久と10大会連続決勝進出を狙う智辯和歌山が対決<春季大会>

2024.05.10

【宮城】5大会連続V狙う仙台育英は名取北と白石工の勝者と対戦、東北とは同ブロック<春季大会組み合わせ>

2024.05.08

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在28地区が決定、長野では松商学園がノーシードに

2024.05.06

センバツV・健大高崎は夏も強い! Wエース抜きで県大会優勝、投打に新戦力が台頭中!

2024.05.06

【関東】山梨学院と常総学院がそれぞれ優勝、出場校の対戦が確定<春季大会>

2024.05.06

【春季埼玉県大会】花咲徳栄4回に一挙10得点!20得点を奪った花咲徳栄が昌平を破り優勝!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>