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清水優心(現日本ハム)や社会人注目スラッガー今川優馬(現JFE東日本)ら 2014年夏の1回戦を戦った東海大四と九州国際大付戦士たち

2020.06.12

清水優心(現日本ハム)や社会人注目スラッガー今川優馬(現JFE東日本)ら 2014年夏の1回戦を戦った東海大四と九州国際大付戦士たち | 高校野球ドットコム
高校時代の清水優心(九州国際大付出身)とJFE東日本の今川優馬(東海大四出身)

 2014年、3年ぶりの夏の甲子園に出場を果たした福岡の九州国際大付。そのメンバーからは目下、日本ハムの正捕手筆頭、清水優心ら4名のプロ野球選手を輩出した。そしてそのタレント揃いのチームを1回戦で打ち破ったのが南北海道代表の東海大四(現東海大札幌)だった。東海大四ナインからも、今年の社会人ドラフト候補スラッガーの今川 優馬など、実力のある選手が多く存在した。

 そこで今回は2014年夏、第96回大会の1回戦、東海大四九州国際大付のメンバーのその後を紹介していきたい。

【東海大四】

投手 西嶋 亮太(JR北海道クラブ)
投手 鎌田 泰成(北海学園大)
投手 大澤 志意也(東海大-三菱日立パワーシステムズ)

捕手 上野 純輝(東海大札幌キャンパス-TRANSYS)

内野手 阿部 佳志(東海大)
内野手 若原 竣之介(札幌大)
内野手 福田 涼太(東海大学札幌キャンパス-JR北海道クラブ)
内野手 冨田 勇輝(八戸学院大-JR北海道クラブ)

外野手 大河内 航(東海大学札幌キャンパス-JR北海道クラブ)
外野手 今川 優馬(東海大学札幌キャンパス-JFE東日本)
外野手 小川 孝平(札幌大-ウイン北広島)

【九州国際大付】

投手 安藤幸太郎(白鴎大-エイジェック)
投手 ジャーマイアス 賢三(白鴎大-ゴールドジム・ベースボールクラブ)
投手 アドゥワ 大(東京農業大北海道オホーツク-バイタルネット)
投手 富山凌雅(トヨタ自動車-オリックス)2018年4位

捕手 清水優心(北海道日本ハム)2014年2位
捕手 岩崎魁人(東北福祉大-JR西日本)
捕手 吉田成希 (福井工業大)

内野手 古澤勝吾(福岡ソフトバンク)2014年3位
内野手 手塚雅斗(福井工業大-九州三菱自動車)
内野手 山本武白志(横浜DeNA育成)2015年育成2位
内野手 中尾勇斗(立正大)
内野手 青木敬吾(愛知産業大)

外野手 中谷幸介(法政大-ゴールドジム・ベースボールクラブ)
外野手 疋田連太郎(立正大)
外野手 河口将(白鴎大)
外野手 榑林聖也(東京農業大)

 東海大四からは8名が社会人でも硬式野球を継続。福田 涼太冨田 勇輝は現在JR北海道クラブでプレー。当時2年生で3年時に出場した選抜では準優勝投手となった大澤 志意也は、東海大を経て三菱パワーシステムズでプレーする。

 2回戦・山形中央戦で7回に代打として出場した今川 優馬は東海大学札幌キャンパスを経てJFE東日本に進む。1年目の都市対抗では打率.381を記録し若獅子賞を受賞。今年の社会人ドラフト注目選手として、プロ入りに期待がかかる。

 九州国際大付からは清水優心ら3名がプロ入りし、6名が社会人野球まで継続。ジャーマイアス 賢三中谷幸介は現在ゴールドジム・ベースボールクラブで共にプレー。

 白鵬大に進学した安藤幸太郎は在学中2度の最多勝のタイトルに輝く。特に4年春季は7試合に登板し4勝2敗、防御率.2.21の好成績で、リーグMVPとベストナインに選出された。大学卒業後はエイジェックに入団し今年で社会人2年目のシーズンを迎えた。

 また2018年に横浜DeNAから戦力外通告を受けた山本武白志は現在クリケットに転向し活動している。

 多くの選手がまだまだ第一線で活躍を続ける2014年夏の1回戦を戦った東海大四九州国際大付戦士たち。これからも彼らの活躍を追っていきたい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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