智辯和歌山、県大会準々決勝で1年生7人がベンチ入り、激しい競争の末、夏はどんなチームになるのか
渡邉颯人、藤田一波
今センバツ出場の智辯和歌山(和歌山)は、今春季大会では多くの1年生を抜擢した。春季大会の初芝橋本戦では合計7人がベンチ入りしていた。
5 渡邉 颯人
8 藤田 一波
10 奥 雄大
12 田中 息吹
14 大谷 魁亜
15 山田 希翔
20 福元 聖矢
主力選手のけがも一因だが、全学年で競争を行いたい狙いが見られた。藤田と渡邉はスタメン起用され、藤田はトップバッターとして自慢の俊足、快打を披露。首脳陣の評価も上がっている。取手シニア時代から評判だった逸材だ。
渡邉は世田谷西シニア時代は、投手として活躍し、昨夏開催されたジャイアンツカップでは完全試合を達成している。打撃センスも高く、高校ではサードとして起用されている。
そのほかにも奥、福元が起用されるなど、期待の大きさがうかがえる。この春は県大会決勝で敗れ、近畿大会出場を逃した智辯和歌山。いずれにしても今年の優勝候補にあたるチームであることは間違いない。激しい競争で全国トップレベルのチームへ成長できるか。