21年センバツ準V・明豊ナイン 投手3本柱は巨人、東洋大、同志社大で奮闘中
財原 光優、京本 眞、太田 虎次朗
2021年春、明豊(大分)は初のセンバツ準優勝を果たした。盤石な投手陣と接戦を制す粘り強さが光った2021年のメンバーは、高校卒業後も硬式野球を継続している選手が多い。そんなセンバツ準Vメンバーのその後の活躍ぶりを紹介する。
エースの京本 眞投手は巨人に育成7位指名を受けてプロ入りを果たした。ルーキーイヤーには2軍戦で1試合に先発し5回1安打無失点で公式戦初勝利を記録。11月に行われた侍ジャパントップチームとの強化試合にも登板するなど、首脳陣の期待を背負っている。
京本とともに投手3本柱を担った左腕・太田 虎次朗投手は東洋大、サイド右腕・財原 光優投手は同志社大に進学した。
主将としてチームを牽引した幸 修也内野手は福岡大へ進学し、入学直後の春季リーグ戦の開幕戦で公式戦デビューを果たした。正捕手の簑原 英明捕手も福岡大へ進学。そのほか和才 蒼空内野手、松崎 諒雅外野手が九州国際大に進み、九州六大学リーグの舞台へ進んでいる。
打線では1番、3番、4番などを務めるなど主軸を担った黒木 日向内野手は國學院大へ。同じくクリーンアップとして打線を牽引した米田 友内野手は筑波大へ進学するなど、全国屈指の強豪リーグである東都、首都大学リーグで勝負している。
【一覧】主な21年明豊ナインの進路
京本 眞投手(巨人)
太田 虎次朗投手(東洋大)
財原 光優投手(同志社大)
殿垣内 一馬投手(天理大)
貝塚谷 城太投手(桃山学院大)
簑原 英明捕手(福岡大)
田中 文都捕手(和歌山大)
古波 蔵大斗捕手(大阪工業大)
幸 修也内野手(福岡大)
米田 友内野手(筑波大)
黒木 日向内野手(國學院大)
本多 広人内野手(同志社大)
手島 瑠弥内野手(大阪産業大)
古澤 孝樹内野手(桃山学院大)
東 孝太郎内野手(桃山学院大)
和才 蒼空内野手(九州国際大)
阿南 心雄外野手(福岡工業大)
山本 晃也外野手(関西学院大)
原 駿太外野手(高知工科大)
塘原 俊平外野手(近畿大学産業理工学部)
川野 直樹外野手(至誠館大)
松崎 諒雅外野手(九州国際大)