全国トップクラスだった21年花咲徳栄投手陣が強豪大学へ進学
高安 悠斗、柿沼 昂希、松田 和真、堀越 啓太
2021年の花咲徳栄(埼玉)といえば、ベンチ入りメンバーに140キロ超えの投手が多かった世代だが、進路が明らかとなった。
高安悠斗投手(桜美林大)=21年花咲徳栄投手陣の中では最もスライダーの切れ味が素晴らしかった。故障もあったが、大きく成長することを期待したい。
堀越啓太投手(東北福祉大)=21年花咲徳栄投手陣の中では、最も直球が速かった。140キロ後半の速球は爽快感もあり、練習を取材した時も、探究心豊かな様子が感じられた。努力が実を結ぶことを期待したい。
松田和真投手(東洋大)=21年花咲徳栄投手陣の中では最も安定感があった。140キロ前半の直球と切れのあるスライダーを淡々と投げて抑える投球は見事だった。
柿沼昂希投手(日本大)=21年花咲徳栄の投手陣では最もスケール感があった。188センチ、96キロと恵まれた体格から投げ込まれる速球の重量感は素晴らしかった。登板機会は少なかったが、飛躍を期待したい。