石川 昂弥、根尾 昂、高橋 奎二、小島 和哉

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 4日にセンバツの組み合わせ抽選会が開催され、いよいよ18日から開幕に向けて高校野球界が本格的に動き出していくが、これまでに数多くの選手が春の大舞台で活躍をみせてくれた。

 今回はそんなセンバツの過去10年間で優勝を飾ったチームを対象に、決勝戦の舞台で先発を任された大役の顔ぶれをおさらいをしたい。

 2020年が中止となったため、9人だけになったが、2021年の東海大相模(神奈川)・石川 永稀投手(駒澤大進学予定)を除いて、全員がNPBの世界に飛び込み、各球団で活躍している。

 特に2021年にブレークしたのは「左のライアン」とも称されるヤクルト・高橋 奎二投手(龍谷大平安出身)だろう。当時2年生ながら決勝戦の先発を任され、履正社(大阪)打線に挑んだ。3回途中降板だったが、下級生ながら大舞台で奮投した。

 また2017年と2018年では大阪桐蔭(大阪)がセンバツ連覇を達成したが、徳山 壮磨投手(現DeNA)、根尾 昂内野手(現中日)が先発のマウンドに抜擢された。

 このほかにも阪神・藤浪 晋太郎投手(大阪桐蔭出身)や、ロッテ・小島 和哉投手(浦和学院出身)などがいるが、学年で見ていくと、やはり多くは3年生が先発に起用され、2年生は9人中2人だった。

 2022年のセンバツ注目投手として、2年生・前田 悠伍投手(大阪桐蔭)を筆頭に数多くの好投手がピックアップされているが、果たして決勝戦のマウンドに上がる投手は誰になるのか。

 その第一歩となる4日の抽選結果に注目していきたい。