盛岡大附が仙台育英の前に敗れる 計32校が連続出場厳しい状況に
盛岡大附
20日より東北大会が始まり、来春の選抜をかけた戦いが一層熱を帯びてきた。その最中で、21日の2回戦で夏の甲子園出場・盛岡大附が姿を消した。
初戦・学法石川戦では、代名詞ともいえる強力打線が機能。9対2の8回コールド勝ちと勢いづく勝利を手にしたうえで2回戦を迎えた。
相手は東北のライバル・仙台育英。9番・大里 侑平の一打で先取点こそ奪ったものの、直後の守備で勝ち越しを許してからは、仙台育英に主導権を握られる。
中盤に失点を重ねてしまい、じりじりと点差を離され、4対7で敗退する結果に終わった。
今回の盛岡大附の敗退で、夏の甲子園出場校全49チームのうち、32校が秋季大会を終えた。決勝を戦った智弁和歌山、智辯学園を筆頭にベスト8進出の神戸国際大付などが姿を消している。
今後、関東大会などが控えているが、来春の選抜へ大きく前進するチームは果たして何校になるのか。
<敗退校:32校>
・ベスト4
山形 日大山形
和歌山 智弁和歌山
・ベスト8
長野 松商学園(北信越大会)
新潟 日本文理(北信越大会)
秋田 明桜
福島 日大東北
茨城 鹿島学園
栃木 作新学院
群馬 前橋育英
兵庫 神戸国際大附
香川 高松商
山口 高川学園
長崎 長崎商
佐賀 東明館
沖縄 沖縄尚学
・ベスト16
岩手 盛岡大附(東北大会)
・その他
富山 高岡商(北信越大会)
奈良 智辯学園(近畿大会)
北北海道 帯広農
南北海道 北海
青森 弘前学院聖愛
宮城 東北学院
千葉 専大松戸
神奈川 横浜 ※大会途中辞退
山梨 日本航空
愛知 愛工大名電
岡山 倉敷商
広島 広島新庄
鳥取 米子東
(記事:田中 裕毅)