オリンピックに負けない熱戦が八王子で開幕


 依然続くコロナ禍のなか、東京ではスポーツの祭典・オリンピックが何とか開催された。賛否両論が飛び交う中だったが、侍ジャパンが悲願の金メダルを獲得するなどアスリートは人々に感動を与え、東京の夏を例年以上に熱くしてくれた。

 オリンピックが灯した情熱の炎を引き継ぐように、八王子市民球場を中心に9月5日より熱戦が繰り広げられた。大学準硬式野球の日本一を決める、清瀬杯第53回全日本大学選抜準硬式野球大会(以下、清瀬杯)が開幕したのだ。

 2年ぶりの開催となった清瀬杯は、大学準硬式野球界において数少ない全国大会だ。同時に1969年から始まり半世紀以上の歴史もある由緒ある大会でもある。

 ただ仕組みは少し複雑だ。
 大学準硬式野球界の最高峰の大会である、第73回全日本大学準硬式野球選手権大会(以下、全日大会)には惜しくも進めなかったものの、全国9地区に分かれたブロックから勝ち上がってきた精鋭16校が清瀬杯に集結している。

 予選で一度負けているチーム同士の集まった、全日大会とは違う全国大会。違和感がある方が多いだろうが、視点を変えれば敗者を敗者のままで終わらせない。予選の経験を全国の舞台で活かす。準硬式ならではの教育的観点を持った仕組みと考えれば、納得がいくのではないだろうか。

文部科学大臣も出席!盛大な開会式で開幕!



萩生田文部科学大臣/font>

 9月5日に、準硬式の聖地でもある八王子市民球場で開会式が行われた清瀬杯。新型コロナウイルスの蔓延に伴って、7校が出場辞退。9校による開会式となったが、地元・八王子にある八王子の吹奏楽部による演奏のおかげもあり、盛大に開会式がスタート。

 開会式では、今大会の担当地区である関東地区の宮内 孝知会長、さらに八王子市長である石森孝志氏による挨拶。さらに、来賓として出席した萩生田光一文部科学大臣から、選手たちへエールを送ると同時に「後期の授業が出来るように」と本業である勉学も通常通りに戻れるように尽力することを誓った。

 そんな萩生田文部科学大臣、そして石森八王子市長による始球式。そして名城大学の斎藤大輝主将(北陸出身)による選手宣誓によって、清瀬杯が華々しく開幕した。