準硬式関東大会は中央大が4年ぶりV!18年夏甲子園出場投手が締めくくる
4年ぶり14回目の優勝を果たした中央大<写真提供=関東地区大学準硬式野球連盟>
25日、第63回関東地区大学準硬式野球選手権大会は決勝戦が行われ、東都1部の中央大が東都2部の國學院大を7対6で破り4年ぶり14回目の優勝を果たした。
中央大は初回から3番・佐藤龍之介(能代松陽)の適時二塁打で先制に成功。その後4点のリードを奪い主導権を握った。しかし終盤、2年連続の優勝を狙う國學院大の追い上げにあい、9回には土壇場で1点差まで詰め寄られ逆転のランナーを背負うも、2番手の2018年夏の甲子園を経験している近野 佑樹(浦和学院)が後続を断ち、國學院大の猛攻を振り切った。
8回4失点9奪三振と粘投した先発の2年生左腕・石井竜弥(浦和学院)は「1イニング目から全力で優勝することだけ考えて必死に投げました。優勝することができて最高に嬉しいです」と、先頭打者から2者連続三振、4回目までパーフェクトの投球を振り返った。
今チームを率いる森康太朗主将(静岡)は「新チーム発足時から取り組んできた練習の成果を発揮できた結果優勝することが出来ました。今大会で生まれた課題を克服して全国大会での優勝を目指したいと思います」とコメントした。優勝した中央大は8月に岡山県で開催予定の第73回全日本大学選手権に出場する。準優勝の國學院大は全日本大学選手権の関東予選出場権を獲得した。
今大会の結果は以下の通り。
優勝:中央大(4年ぶり14回目)
準優勝:國學院大(前回大会優勝)
3位:国士舘大
ベスト4:法政大
また、準決勝以降の試合の模様はYouTube「野球中継ドットコム」で配信中。
【決勝戦の模様】中央大vs國學院大