北の新主砲候補は2軍で腕を磨いている。
 長年、北海道日本ハムファイターズの打線を牽引してきた中田 翔が巨人へ移籍し、チームは新たな大砲を待っている。

 先日の千葉ロッテとの3連戦では近藤 健介横浜出身)、野村 佑希花咲徳栄出身)が4番に座った。だが一部のファンのなかには、ファームで奮闘する清宮 幸太郎早稲田実業出身)に期待を寄せる人も少なからずいるはずだ。

 その清宮だが、今シーズンは1軍での出場はないものの、2軍で自慢の長打力を発揮している。

二塁打:21本(イースタン・リーグ1位)
本塁打:15本(同リーグ2位)
塁打:129(同リーグ2位)
打点:47(同リーグ2位)
長打率:.3969(同リーグ7位)
四球:44(同リーグ2位)

 試合出場数、打席数もリーグ全体で1位と最も多くのチャンスをもらい、持ち前の打撃を発揮している。加えて、四球もきっちり選んでいるところも評価していい部分ではないだろうか。

 打率1割台、三振96という点に関しては、改善をしなければならないところだ。清宮本人もその点を理解し、課題解決に取り組んでいるところだろう。ただチームの主砲ほど、厳しいマークに遭うものだ。思うような結果は簡単には出せない。しかし苦労を重ねた分だけ、ファームで様々な経験を4年かけて積んできたことも事実だ。

 来シーズンからは、大学で腕を磨いた即戦力の「同級生」たちが同じ舞台に上がってくる。多くのファン、そしてチームも待っている清宮の覚醒。それは今シーズン中なのか。それとも来年以降になるのか。「やはり清宮世代だ」と思わせてくれるようなスラッガーとなり、1日でも早く北の大地を盛り上げてくれることを期待したい。