【徳島】鳴門、阿南光らを中心に激戦必至、秋季大会の組み合わせ<トーナメント表>
阿南光の最速144キロ左腕・森山 暁生(2年)
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2日、徳島県徳島市の徳島県教育会館において「第74回徳島県高等学校野球秋季大会」の組み合わせ抽選会が開催され、各校主将などが参加した抽選の結果、28チーム(連合チームは城ノ内・阿波西・穴吹)の組み合わせが決まった。
8月末に中央A、中央B、西部ブロックの各優勝・準優勝校6校と南部ブロックの優勝校・小松島西、さらに第103回全国高等学校野球選手権徳島大会で優勝した阿南光の8校により開催された「令和3年度徳島県高等学校野球新人大会中央大会」で勝利した4校(鳴門、池田、生光学園、徳島商)がシード抽選を行った結果、各ブロックに有力校が点在し、序盤から興味深いカードが生じることになった。
新人中央大会で阿南光を1対0で破った鳴門は、左腕エース・富田 遼弥(2年)をはじめ、主力のほとんどが健在。初戦は城東と脇町の勝者と決して侮れない相手だが、優勝候補の上位に位置することは間違いない。
この「鳴門ブロック」と準決勝であたる「池田ブロック」は、小松島西と鳴門渦潮の勝者が池田と初戦で当たるなど混戦模様。加えて新人大会中央Aブロックの再戦となる名西vs徳島北も1回戦屈指の好カードである。
「生光学園ブロック」も、中央大会で徳島商と延長10回タイブレークの熱戦を演じた城南と池田辻の勝者が生光学園とぶつかる。ここには甲子園・沖縄尚学戦での179球熱投の記憶も新しい森山 暁生(2年)が絶対エースの阿南光も控える。
そして1年夏から4番を張る幸坂 征太郎(2年)が三塁手から捕手に転じた徳島商が入ったブロックに同居するのは、新人大会西部ブロックで初優勝を飾ったつるぎ。中央大会こそ生光学園に大敗したが、川島、池田といった甲子園出場経験を持つ両校を下した成果が、今大会でも表れるかに注目したい。
大会は9月18日(土)に徳島県鳴門市の[stadium]オロナミンC球場[/stadium]と徳島県阿南市の[stadium]JAアグリあなんスタジアム[/stadium]で開幕。準々決勝からは[stadium]オロナミンC球場[/stadium]に会場を一本化し順調に日程が進めば準決勝は10月2日(土)、決勝戦・3位決定戦は翌3日(日)となる。
なお、抽選会後に行われた理事会では大会の入場者制限について、1、2回戦については学校関係者のみ入場が可能。準々決勝以降は新型コロナウイルス感染状況についての国の指針でステージ2、徳島県独自の警報「とくしまアラート」において「感染拡大注意漸増」以下となった場合には一般入場を許可することや、新型コロナウイルス感染に関する選手入れ替えの必要性が生じた場合、当該試合の試合前まで変更を可能とするなどの弾力的運用をすることを決定している。
3位以上のチームは10月23日(土)・24日(日)は愛媛県松山市の[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]と愛媛県今治市の[stadium]今治市営球場[/stadium]、30日(土)、31日(日)は愛媛県西条市の[stadium]西条市ひうち球場[/stadium]で開催される「第74回秋季四国地区高等学校野球大会」への出場権利を得る。2019年に21世紀枠で出場した富岡西以来となる県勢3年ぶりのセンバツ出場権に向けた戦いだけに、練習試合がほぼできなかった困難の中でもヒートアップしそうだ。
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■大会日程・結果
第74回徳島県高等学校野球秋季大会
■9月18日の試合
第74回 徳島県高等学校野球秋季大会 | |
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1回戦 | 城東 10 - 2 脇町 徳島県南部健康運動公園野球場(アグリあなんスタジアム) 応援メッセージ |
徳島市立 4 - 3 川島 徳島県南部健康運動公園野球場(アグリあなんスタジアム) 応援メッセージ | |
城南 10 - 2 池田辻 徳島県鳴門総合運動公園野球場(オロナミンC球場) 応援メッセージ | |
小松島 13 - 8 那賀 徳島県鳴門総合運動公園野球場(オロナミンC球場) 応援メッセージ |
■大会日程・結果
第74回徳島県高等学校野球秋季大会