【楽天】昨季はルーキー小深田がレギュラー奪取!そのほか若手有望株も成長中
楽天・小深田大翔(神戸国際大附出身)
2020年はリーグ4位でシーズンを終えた楽天。その楽天の昨年レギュラーとして出場した選手たちのドラフト指名順位はどうだっただろうか。昨シーズン300打席以上を記録した野手は以下の通り。
【300打席到達】
二塁手・DH 浅村 栄斗 (大阪桐蔭出身) 2008年3位 高卒
三塁手・一塁手 鈴木 大地 (桐蔭学園出身) 2011年3位 大卒
遊撃手・三塁手 茂木 栄五郎(桐蔭学園出身) 2015年3位 大卒
遊撃手・二塁手 小深田 大翔(神戸国際大附出身)2019年1位 社会人卒
左翼手・DH 島内 宏明 (星稜出身) 2011年6位 大卒
DH・右翼手 ロメロ
楽天で昨季300打席以上到達した野手はこの6名。日本人選手では4名が上位指名の選手だった。2008年3位の浅村 栄斗、2011年3位の鈴木 大地が500打席以上を記録しており移籍組2人が打線を牽引していた。
また、ドラ1ルーキー・小深田 大翔がシーズン中盤からレギュラーに定着し1年目から112試合に出場。打率も.288を残し新人王候補に名前が挙がる活躍を見せた。
捕手では2018年2位の太田 光(広島広陵出身)が67試合、164打席で最多出場だった。外野手では2018年1位の辰己 涼介(社出身)、2016年3位の田中 和基(西南学院出身)がともに282打席に立ち、外野陣を支えた。
そして、内野陣では2005年3位の銀次は鈴木 大地の加入により出場機会が減った。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞1度受賞を誇りプロ16年目となる来季はレギュラー奪還となるか。その銀次、鈴木 大地の対抗馬として2013年2位の内田 靖人(常総学院出身)が名乗りを挙げている。昨季は109打席で5本塁打を放ちパンチ力をアピール。プロ7年目の来季は飛躍の年にしたい。
移籍組が力を発揮している中で、若手の有望株も大成の片鱗を見せてきた楽天。来季は石井 一久新監督の下、どんな戦いぶりを見せてくれるだろうか、注目だ。
(記事:藤木 拓弥)
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