昨年プロ初安打の広島・林晃汰選手など智辯和歌山経由から3人プロ入りの紀州ボーイズOBが見逃せない!
林 晃汰(智辯和歌山出身―広島東洋カープ)
昨年、プロ初安打を記録して将来の4番候補として期待される広島東洋カープの林 晃汰選手(智辯和歌山出身)。プロ1年目から主に二軍の4番に座り7本塁打をマークすると、2年目の昨シーズンは一時はリーグトップの本塁打数をマークするなど、ここまで順調にステップアップを重ねている。
そんな林選手は、中学時代は地元・和歌山県の強豪・紀州ボーイズでプレー。2年春と3年夏に全国大会に出場するなど、当時から強打者として活躍した。
実は紀州ボーイズは、林選手以外にも近年プロ野球選手を輩出している。
林選手がドラフト指名を受けた同じ2018年は、東妻 勇輔投手(智辯和歌山ー日本体育大)も千葉ロッテマリーンズからドラフト2位指名を受けた。さらに翌年の2019年、その弟である東妻 純平選手(智辯和歌山出身)も横浜DeNAベイスターズにドラフト4位指名を受けて2年連続でのプロ野球選手輩出となった。
またプロに進んだ選手以外にも、甲子園で活躍を見せた選手は多くいる。
東妻純平選手と共に智辯和歌山で活躍した根来 塁選手は國學院大で奮闘中で、その二人と同期である山崎 晃太郎選手も市立和歌山から甲子園出場を果たした。
さらにその一つ下の学年にも、智辯和歌山の主力として活躍した綾原 創太選手(創価大進学予定)がOBにおり、今後はどんな選手が活躍を見せるのか注目していきたい。
(記事:栗崎 祐太郎)