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愛工大名電、静岡、中央学院など…4連休で敗退が決まった有力校たち【東日本編】

2020.09.24

愛工大名電、静岡、中央学院など…4連休で敗退が決まった有力校たち【東日本編】 | 高校野球ドットコム
静岡・髙須大雅君

9月19日~22日は全国各地で大会が開催された。この4連休中も優勝候補として期待された有力校の敗退が目立つ。まずは東日本編から紹介したい。

青森山田 準々決勝 八戸学院光星 2vs3
今年はプロ注目の好投手・藤森 粋七丞を擁し、5年ぶりの選抜を目指して戦ったが、宿敵・八戸学院光星に敗れ、選抜は厳しい立場となった。

中央学院 2回戦 千葉英和 1vs2
143キロ右腕・細谷怜央が8回までノーヒットノーランの快投を見せていたが、9回表、先頭打者に安打を打たれ、細谷が降板。細谷と同じ速球投手・飯尾 嶺が登板したが、同点、逆転打を浴び、優勝候補として期待されたが2回戦敗退。来春は地区予選から登場する。

都立城東 1回戦 都立日野 0vs1
昨秋ベスト4、今夏ベスト8に導いた左腕・林平太郎擁した好チームだったが、完封負けとなった。もう一度、時間をかけて投打で強いチームを仕上げることを期待したい。

愛工大名電 2回戦 愛産大三河 1vs5
二刀流・田村俊介擁し、その他にも好選手を揃え、注目されたチームだが、2回戦では投打ともに力を発揮できず、大会前から注目されていた3回戦の中京大中京との対決を迎えることなく、長い冬に入った。

静岡 準々決勝 1vs3 三島南
 
今年の静岡はかなり評判が高かった。大型右腕・高須大雅、菊川ボーイズ時代はボーイズ日本代表を経験している4番池田惟音、好捕手・川端慶などタレントを多く揃え、近年、躍進を見せている藤枝明誠加藤学園は別ブロックで、強豪私学との対戦は準決勝までなく、比較的恵まれたブロックという声が強かった。それでも何が起こるか分からないのが高校野球。多くの飛球を打ち上げ、本来の試合運びができなかった。

 どことあたっても勝ち上がれる圧倒的な実力をこの冬に身につけることを期待したい。

中京 3位決定戦 岐阜第一 2vs3
1年夏に甲子園を経験した小田康一郎が投打の主力へ成長したが、準決勝では県立岐阜商、3位決定戦では岐阜第一に敗退した。岐阜県は東海大会に出場した県立岐阜商大垣商岐阜第一だけではなく、4回戦で敗れた大垣日大など実力校が多く揃い、来年は激戦地区になる予感がする。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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