北海・大西選手と作新学院・今井選手のここまでの投球内容は?バトルスタディーズ的決勝戦の見どころ
『バトルスタディーズ×グラゼニ女子芹玲那の夏の甲子園レポート』
第6回:北海・大西選手と作新学院・今井選手のここまでの投球内容は?バトルスタディーズ的決勝戦の見どころ
いよいよ決勝戦!
皆さん、こんにちは!芹 玲那です。
第98回全国高等学校野球選手権大会も、本日の決勝を残すのみとなりました。
決勝に勝ち進んだのは、作新学院と北海。
どちらもエースが素晴らしいピッチングを見せてくれていますね!
ここまでの両エースの投球は、
作新学院・今井 達也選手
4試合中3試合完投+5イニング
484球、被安打22、奪三振35、失点5
北海・北海大西健斗選手
4試合中4試合完投
457球、被安打25、奪三振15、失点9
心配されるのはエースの疲労ですが、作新学院も北海は守備も良いですし、バックの助けはかなり大きいと思います!
全員野球で、どちらが優勝を掴み取るのか。
とても楽しみです!
そして、両校の特徴として、中学時代から共にプレーした地元出身の選手も多いのです。
明徳義塾戦(試合レポート)、5打数2安打4打点と大活躍だった藤野 佑介選手(作新学院)は、栃木下野リトルシニア出身。(U-15日本代表も経験しています!)
栗原 涼吾選手、藤沼 竜矢選手、添田 真聖選手らと共にジャイアンツカップベスト8等、中学時代から全国で活躍していました!
北海も、北海大西健斗選手と高木 康平選手。
それから佐藤 佑樹選手と井上 雄喜選手もそれぞれ同じリトルシニアからのチームメイト。
中学校やボーイズ、シニアチーム、そして高校野球で出会ったチームメイトと共に、全国の球児の憧れ。甲子園決勝の舞台へ。
チームワークにも注目して見ていきたいですね!
バトルスタディーズ的な視点で注目したい選手は、やはりまずバッテリー!
バトルスタディーズ第2巻第17話より
今井 達也選手。そして、明徳義塾戦では宇賀神 陸玖選手と入江 大生選手もリードした鮎ケ瀬 一也選手。
初回制球に苦しんだ今井投手に冷静に声をかける姿。
10安打打たれながらも2失点に抑えたのは、ピンチでも冷静な鮎ケ瀬選手の存在も大きいのではないでしょうか!
「打撃で援護して今井を休ませてやりたい」というチーム全体の想いに準決勝で一番答えたのも鮎ケ瀬選手でした。
4打数3安打1打点の活躍!
憧れのエースナンバーを背負い、甲子園で成長を続ける今井選手。
1年生からベンチ入りしながらも出場機会がなく、3年生でようやく掴み取った正捕手。
アルプスで応援してくれてる選手の分も頑張らねばと、責任感を持ってプレーする鮎ケ瀬選手もまたこの甲子園で頼もしさが増しているように感じます!
北海のエースで4番、そして主将。チームの要となる北海大西健斗選手をリードするのは、2年生の佐藤 大雅捕手。
なんとこの春三塁手から捕手にコンバートされたばかり!
準決勝・秀岳館戦。あの俊足原田 拓実選手の盗塁を阻止した強肩っぷりは思わず声を上げてしまいました!
強力打線を抑え込んだリード、素晴らしかったです。
先輩後輩なバッテリーのルーティーンにも注目していきたいです!
あと、作新学院の主将・山本 拳輝選手は、DL学園主将・烏丸学選手と同じく1番・遊撃手。
これだけでも共通点が多いのですが、積極的な走塁で相手にプレッシャーをかけていく姿もまた重なります。
バトルスタディーズ的な目線でも見どころが沢山ありそうな決勝戦。
DL学園主将・烏丸学選手 バトルスタディーズより
次回の連載最終回では、決勝戦を徹底的にリポートしていきたいと思います。
本日14時プレイボール!
3876校の頂点が決まる瞬間を、球児たちの全力プレーを、是非見届けましょう!!
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★プロフィール★
芹 玲那(せり れいな)
週刊モーニングで連載中の野球漫画「グラゼニ」公認PRガール「グラゼニ女子」メンバー。
女優、育成型アイドル9-Bitsとしても活動中。
特技は選手権大会歴代優勝校の暗記。
主に東京都大会と甲子園中心に観戦。[stadium]神宮第二[/stadium]、[stadium]神宮球場[/stadium]、[stadium]甲子園球場[/stadium]への出没率が高いです。
見かけた際は是非声をかけて頂けたら嬉しいです!
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