大谷翔平、ダルビッシュ有(AP/アフロ)

 1月26日、WBC代表30名が決定した。今年の代表投手陣にはワールドクラスの投手が多くいる。

 ダルビッシュ 有(パドレス・東北高出身)、 大谷 翔平投手(エンゼルス・花巻東出身)、 山本 由伸(オリックス・都城出身)、佐々木 朗希(ロッテ・大船渡出身)の4人が勢揃いということだ。

 この4人はMLB、NPBを代表する超一流の能力を持った投手である。ダルビッシュはNPB通算93勝、MLB通算95勝を挙げ、濃いキャラクターは野球界以外にも伝わっている。球史を塗り替える偉業を次々と成し遂げた規格外の二刀流・大谷、2年連続の沢村賞の山本、そして昨年、完全試合を達成し、MLB投手顔負けの平均球速を誇る令和の怪物・佐々木の4人が日本代表のユニホームを背負うのはロマンしかない。今回のWBC代表の最大のトピックではないか。

 彼らのキャリアからして、この4人が勢揃いするのは、このWBCが最後といっていい。だからこのWBCの注目度は高まっているのだ。