元巨人の前田幸長会長が務める都筑中央ボーイズが実践する中学生に欠かせないトレーニングは?

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2020.02.23

都筑中央ボーイズの前田幸長会長

 2013年に、創設3年目にして全国制覇の快挙を達成した都筑中央ボーイズ。
 福岡第一時代甲子園準優勝投手で、ロッテなどで活躍した前田幸長氏が会長を務め、また日大三で全国制覇を経験し、その後中日でプレーした都築克幸氏が監督を務めるなど、選手として実績のある指導者が揃うチームだ。

 横浜地下鉄ブルーライン・仲町台駅から約2キロ離れた場所に専用球場を持っており、内野ほどの狭さしかないグラウンドながら、練習は毎日できる環境がある。
 現在では3学年合わせて130名近い選手が集い、関東のボーイズリーグでは、指折りの実力派チームとなった。

 会長の前田氏は、チームの設立の際には「まずはしっかりと野球が教えられるチームを作りたい」といった思いがあったと振り返る。

 「中学生の野球って、どうしても昭和チックなところがありました。ミスして怒鳴られると、子どもは怒鳴られたことしか覚えていなくて、何で怒鳴られたか覚えてないんです。
 山本五十六じゃないですが、やってみせ、言って聞かせる、野球をちゃんと教えてあげるチームを作りたいなと思いました」

 その中で、前田氏が中学生を指導する際に、特に意識するのが「心肺機能」を伸ばしていくことだ。子どもには年齢によって伸びやすい機能があり、小学時代は比較的技術面が伸びやすいが、中学時代になると心肺機能が伸びやすい時期に入る。
 基礎体力を向上させる上で、心肺機能は大事な要素であるため、前田氏は心肺機能を高めるトレーニングをしっかりとメニューに組み込むと語る。

 「鬼ごっこをやったり、時期的なところでたくさん走ったりします。その時に合ったもの、必要なものを取り入れていくのが大事かなと思います。ウチの場合は、フィジカルトレーナーに1、2週間に1回来てもらって、心肺系や神経系、体幹トレーニングなどのメニューを作成してもらっています」

 中学生から人気を集め、かつ短期間で実績を残したのには理由がある。
 これからどんな選手が生まれるのか見逃せない。

(記事:栗崎 祐太朗)

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