延長11回、粘り勝ち・樟南


 1点を争う緊迫した好ゲームが続いた。

 初回から毎回走者を出し、得点圏に進めながら得点が奪えなかった樟南だったが5回表、二死一、二塁のチャンスに4番・下池 翔夢主将(2年)がセンター前タイムリーを放って先制した。

 大会屈指の好左腕・西田 恒河(2年)の前に7回まで散発3安打で二塁を踏めなかった薩南工だったが、8回裏に二死から7番・堀之内勝也(2年)がライトオーバーの二塁打を放つ。

 堀之内が三盗を決め、送球が悪送球となる間に生還、同点に追いついた。

 延長戦に突入し11回表、樟南は二死から9番・森亮斗(1年)が四球で出塁。途中出場の1番・山口大輝(2年)がライト前ヒットを放つ。三塁への送球が悪送球となる間に一走・森が生還し勝ち越しのホームを踏んだ。

 その裏、力投を続けた西田がヒットで1人の走者を出すも、後続を連続三振に打ち取り、137球の完投勝利だった。

(文=政 純一郎