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- 2018年夏の大会 第100回選手権鹿児島大会
- 加治木工vs神村学園
4番・中原が勝ち越し2ラン・加治木工
第4シード神村学園としては、春の県大会準々決勝があった4月2日以降、約3カ月半ぶりとなる実戦の相手は姶良・伊佐地区の雄・加治木工だった。
神村学園は先発の金城 伶於(3年)が初回を三者凡退で打ち取り、その裏、一死満塁から5番・渡邉 陸(3年)、7番・森口 修矢(2年)のライト前タイムリーで3点を先取。久々の実戦を感じさせない立ち上がりだった。
だが、加治木工は2回、7番・郡山拓(3年)のレフト前タイムリー、3回は1番・末原翔磨(3年)のライトオーバー三塁打、2番・永吉海希主将(3年)のライト前タイムリーで1点ずつ返した。
4回に再び2点差に開いたが6回表、加治木工は3番・末原魁千(2年)から3連打で再び1点差とする。送りバントがエラーを誘って満塁とチャンスが続き、7番・郡山、8番・江藤直也(3年)の連続タイムリーで初めて勝ち越しに成功した。
その裏、神村学園は一死から8番・金城がレフト線二塁打を放ち、9番・北浦 海都(2年)のセンター前タイムリーで同点に追いつく。
直後の7回表、加治木工は無死一塁から4番・中原悠人(3年)がレフトスタンドに2ランを放って勝ち越した。
9回裏、神村学園は二死一三塁と一打同点のチャンスを作ったが、最後は粘りの投球を続けた加治木工のエース川井田諒(3年)がレフトフライに打ち取り、昨秋、今春と県大会初戦敗退だったチームが今大会初の金星を挙げた。
(文=政 純一郎)
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加治木工 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 7 | ||||||
神村学園 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 |
加:川井田―郡山
神:金城、仲間―渡邉
本塁打:中原(加)
三塁打:末原翔(加)
二塁打:羽月、金城、清家(神)