第1190回 佐賀県屈指の強打の遊撃手・市丸紘樹(唐津商)の成長の秘訣となった「攻守の意識改革」2020年06月23日

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【目次】
[1]タイミングのとり方とサイズアップにより強打の遊撃手へ成長
[2]スプリットステップを採用し守備技術も成長

 昨秋の佐賀県大会で準優勝を決め、九州大会に出場。初戦で明豊と激突し、激しい乱打戦を繰り広げたのが唐津商だ。

 独自大会でも優勝候補として期待される唐津商は18日に初戦を迎える。その唐津商をけん引するのが主将の市丸 紘樹だ。1年生の夏からスタメンに名を連ねた市丸はこの3年間で着実に攻守を磨き上げ、現在、高校通算19本塁打を放ち、佐賀県屈指の遊撃手へ成長した。
 そんな市丸はどうレベルアップを遂げたのだろうか?

タイミングのとり方とサイズアップにより強打の遊撃手へ成長



市丸紘樹(唐津商)※写真提供=唐津商野球部

 1年生から公式戦に出場してから、年々、実力をつけてきた。昨秋、壮絶な打撃戦を繰り広げた九州大会・明豊戦では、好左腕・若杉 晟汰から二塁打を放つなど、6打数3安打1打点をマークしている。

 さらなるレベルアップへ体作りに取り組み、高校3年間でしっかりと体作りに取り組み、入学から10キロの増量に成功し、現在は172センチ76キロまでサイズアップしている。吉冨俊一監督も、「1年生の時よりもバッティングが良くなった」と実感がある。

 この冬は量と質ともに伴った練習を実行できた。
 「冬場はチームで素振り500回は徹底してやっています。僕はその時に1回1回時間をかけても良いから、セカンドとショートの頭をライナー性で抜くイメージをもって素振りをするように心がけてきました」

 その結果、本塁打はセンターからライト方向へ放つ打球が多くなったが、そうした高い技術を発揮するために意識をしているのはタイミングの取り方だ。

 市丸は相手投手が足を下ろすタイミングで右足を上げられるように意識している。理想は阪神の糸井嘉男(宮津出身)のような打撃だ。

 体力的にも、技術的にも成長を果たし、現在はチームトップの高校通算19本塁打に到達。夏が終わるまでには、「最低でも高校通算20本、もし23~25本くらい打てたら最高です」と高く目標を見据えている。

【次のページ】 スプリットステップを採用し守備技術も成長

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